
不規則な生活や運動不足、栄養バランスの偏った食事は生活習慣病の原因となります。
高血圧症もそのひとつで食事療法や運動療法など日常生活の改善が重要です。血圧が高いまま放置しておくと将来的に心筋梗塞や脳卒中など重大な病気にかかるリスクが高くなります。
今回はインヒベースの効果や副作用について解説します。
効果
インヒベースはシラザプリル水和物を有効成分とする持続性ACE阻害剤の薬剤で、高血圧症の治療に用いられます。
高血圧症は塩分の多い食品を摂取したり、運動不足や肥満、ストレスなどが原因で起こると言われています。血圧が上昇する原因物質にはアンジオテンシンⅡという体内物質が関与しています。
インヒベースの有効成分であるシラザプリル水和物が血管壁や血中に存在するアンジオテンシン変換酵素(ACE)の活性を遮断することで、アンジオテンシンⅡの物質の産生を抑え体内の血管を拡張させ血圧を下げてくれます。
内服方法は成人に対して1日1回0.5mgより内服して、徐々に増量していきますが、最大1日1回2mgまでとなっています。
重症又は腎障害を伴う場合は1日1回0.25mgから投与を開始します。
それぞれ年齢や症状により医師の指示に従い適宜増減するようにします。
副作用
血圧の薬などは急激に血圧が下がらないように状態に注意して内服するようにします。
主な副作用は、咳、ALT(GPT)、AST(GOT)の上昇、めまい・眩暈、血清コレステロール上昇、低血圧、BUN上昇など見られることがあります。
長期間内服することにより上記の症状に加えて、頭痛、肩こり、咽頭不快感など現れることがあります。
重篤な副作用として血管浮腫が見られることがあるので次のような症状に注意します。
呼吸困難を伴う顔面、舌、声門、喉頭の腫脹など症状が現れた時は、内服を中止して気道確保やアドレナリン注射など適切な処置を行うようにして下さい。
アンジオテンシン変換酵素阻害剤により腹痛、嘔気、嘔吐、下痢などを主症状とする腸管の血管浮腫が見られることがあるので、この様な症状が見られたら内服を中止して適切な処置を受けるようにします。
その他、急性腎不全や高カリウム血症、膵炎なども副作用として現れるため定期的に血液検査を行うなど副作用に繋がらなうように対処しましょう。
他の利尿降圧剤やカリウム保持性利尿剤などと併用すると薬の相互作用から重篤な副作用に繋がる恐れがあるので、併用薬がある場合は、医師に伝えるようにして下さい。
また併用禁止となている薬剤もあるので、医師に確認したうえでインヒベースを内服するようにします。
まとめ
インヒベースは血圧を下げる薬剤です。
高血圧症は気づかない間に高くなり重大な病気を引き起こしてしまうことがあります。高血圧症は塩分やカロリーを控えた食事療法や肥満を解消する運動療法などと合わせて内服療法で血圧をコントロールすることが大切です。