ヘパリーゼは、滋養強壮剤ですが、悪酔い、二日酔い予防になるとよく話題になりますね。このヘパリーゼは、どんなタイミングで飲むと効果的なのでしょうか?今回は、ヘパリーゼを飲むタイミングや効果的な飲み方についてまとめます。
ヘパリーゼの効果
ヘパリーゼは、豚の肝臓を消化酵素で加水分解した肝臓水解物や生薬、ビタミンなどを配合した滋養強壮剤です。肝臓水解物には、必須アミノ酸など18種類のアミノ酸を含み、さらに核酸前駆物質も含んでいます。
そのため肝臓細胞の新陳代謝をスムーズにし、肝機能を良好に保ちます。すでにアミノ酸やペプチドのレベルまで分解されているので、消化吸収されやすく速やかに作用します。
ヘパリーゼの効能・効果は、以下の通りです。
- 滋養強壮
- 胃腸障害
- 栄養障害
- 病中病後・妊娠・授乳期などの栄養補給
- 虚弱体質
- 疲れがたまっている
- 体がだるい
- 食欲がない
また、ヘパリーゼには、肝臓の働きを助け、飲酒時の二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの代謝を促し、悪酔いや二日酔いの予防効果もあるんですね。
飲むタイミングや効果的な飲み方は?
お酒による悪酔いや二日酔い予防のために飲む場合
お酒を飲むと悪酔いしてしまうことが多い人は、お酒を飲む30分くらい前~直前に飲んでおくのが効果的です。しかし、ヘパリーゼを飲んだから安心とばかりに、羽目をはずしすぎると、ヘパリーゼの効果が足りなくなって、結局、悪酔いしてしまいますので、ほどほどにしましょう。
二日酔いを予防したい人は、飲み会の終了直後に飲むのが効果的です。お酒を飲む前に飲んで二日酔い予防にもなるという人もいますが、やはり個人差があるようで、事前の服用では、二日酔いになってしまったという人もいます。そんな人は、やはり、飲み会終了後に飲む方が良いでしょう。
ちなみに、ドリンクタイプのヘパリーゼには、画像の「新ヘパリーゼドリンク」などがあります。また、新ヘパリーゼドリンクについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
疲労回復のために飲む場合
毎日の仕事で疲労が溜まってしまって体がだるい、食欲がないなど、日頃から肝臓や胃腸の働きが弱っている場合は、肝臓の機能を助けるために、1日2回服用するヘパリーゼの錠剤タイプが良いでしょう。また、用法・用量を守って服用することが大切です。
ちなみに、錠剤タイプのヘパリーゼには、画像の「ヘパリーゼプラスII(新ヘパリーゼプラス)」などがあります。また、新ヘパリーゼプラスについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
ヘパリーゼを効果的に飲むタイミングは、飲酒の際の悪酔い予防には、お酒を飲む30分前~直前に飲んでおくのが効果的で、二日酔い予防のためには、飲み会終了直後が効果的です。
慢性的に疲労が溜まって、肝臓や胃腸の機能が低下しているような場合は、錠剤タイプを用法用量を守って服用し、肝臓の機能回復を促しましょう。
ヘパリーゼは、飲み会で酷使される肝臓に心強い味方ですが、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。