
口腔に歯肉炎などが起こると塗り薬で対処することがあります。口腔内と体は密接な関係があり、体内の栄養バランスが崩れたり体調を壊すと歯肉炎などにかかることがあります。
排膿散エキス錠Jは漢方処方で体の中から症状を緩和してくれるお薬です。今回は、そんな排膿散エキス錠Jの効果や副作用について解説します。
効果
排膿散エキス錠Jは、3つの生薬を配合した漢方製剤で、主に化膿性皮膚疾患の初期症状、または軽症のもの、歯肉炎や扁桃炎など患部が化膿している箇所に効果のある漢方薬です。
有効成分のキジツ(枳実)は血流を改善し、抗炎症作用も期待できることから炎症や腫れを緩和してくれます。シャクヤク(芍薬)は血管や筋肉に働きかけ、鎮痛、収斂(しゅうれん)作用が期待できます。
キキョウ(桔梗)には抗炎症作用があり、扁桃周囲の炎症や痛みを取り除いてくれる効果があります。漢方は体質や体力で決めますが、排膿散エキス錠Jは体力が中等度で患部が化膿している症状に効果を発揮します。
5歳以上から内服可能で年齢に合わせた1回量を1日3回内服することで効果が実感できるでしょう。漢方薬は食前や食間(食後2時間~3時間)に内服することで薬が吸収されやすく効果が得られやすくなります。
副作用
生薬が主成分の薬では副作用が起こりにくくなっています。主な副作用として、胃部不快感など、消化器系に症状が見られることがあります。このような症状が現れたら内服を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。
また、排膿散エキス錠Jは体力が中等度以上の方を対象とした処方の為、虚弱体質や胃腸虚弱などの方は医師や薬剤師に相談してから内服するようにして下さい。持病があり、医師や歯科医師の治療を受けている方は指示に従い内服しましょう。
他に内服している漢方薬や薬がある場合は薬の重複や相互作用により副作用に繋がる恐れがあります。内服薬がある時は医師に伝えて、指示に従うようにしましょう。
漢方薬は安全性が高いと言われていますが、念のため妊娠中や妊娠の可能性がある時は専門家に相談してから内服することをお勧めします。漢方製剤は効き目が比較的緩やかですが、5日〜6日間内服しても症状が改善しないときは医師や薬剤師にするようにして下さい。
まとめ
排膿散エキス錠Jは漢方処方のお薬です。扁桃炎や歯肉炎など炎症が起きている箇所に生薬成分が働きかけ症状を緩和してくれます。
穏やかな効き目で5歳以上から内服可能なので、家庭の医薬品として常備しても良いでしょう。効果がない時は無理せず、医師や薬剤師に相談するようにして下さい。