
お酒の飲みすぎで胸焼けがするとき、プレッシャーやストレスにより胃がもたれるとき、ご経験があるかと思います。 そんな時に過剰に分泌された胃酸をコントロールして、胃痛、胸焼け、もたれ、むかつきに優れた効果を発揮するお薬ガスター10について解説していきます。
効果
ガスター10の主成分、ファモチジンはH2ブロッカーと呼ばれる薬の種類に分類されます。 H2ブロッカーはヒスタミンの代わりにヒスタミン受容体に結合し、胃酸の出すぎをコントロールする働きをします。
胃酸の分泌を減少させることにより、傷ついた胃粘膜に胃酸が降り注ぐことを防ぎ、胃痛を和らげます。また、胸焼け、もたれ、むかつきなどの胃の不快な症状も改善します。
効果の発現には服用後30分ほどかかり、作用持続時間は約8時間です。食前・食後などに関係なく胃の不快な症状が出たときにいつでも服用できます。
一回一錠服用し、8時間たっても効果が見られない場合には、もう一錠服用することが可能です。
副作用
個人差はありますが、軟便、便秘、口の渇きなどが見られることがあります。 また、発赤、発疹、かゆみなどもまれに起こることがあります。
重篤な副作用としては汎血球減少症(無顆粒球症、血小板減少)、肝障害等の危険性がありますが、これは薬全般に起こりうる副作用ですので、いつもと違う症状が出た際には、すぐに服用を中止し、医療機関を受診するようにしましょう。
ガスター10は食べ物の消化に必要な胃酸の分泌まで抑えることはないので、消化が悪くなることはありません。
過去にH2ブロッカーでアレルギー症状を起こしたことのある方、心臓病の方、血液系の病気の方、ステロイドや抗がん剤、アゾール系真菌薬を内服されている方などは服用を避けましょう。
まとめ
ガスター10は第一類医薬品に分類され、薬剤師がいる薬局、ドラックストアで購入することができます。 一日二錠まで服用可能で、連続服用は二週間までと添付文書に記載されています。
用法・用量を守って服用することが大事です。効果が感じられない場合は、ほかの原因が考えられますので、医療機関を受診することをお勧めいたします。
近年、医師の処方箋がないと購入することができない医療用医薬品と同じ成分が含まれた薬も、一部は市販薬として薬局、ドラックストアで手軽に購入することが可能となってきました。
手軽に手に入る市販薬ですが、ご自身の健康のためにも正しい服用方法を守りましょう。