
皆さま、麻黄湯というものはご存知でしょうか?麻黄湯がインフルエンザに効くのか?いったいどんな効果があるのでしょうか? 今回は、麻黄湯のインフルエンザへの効果と注意点について見ていきたいと思います。
麻黄湯のインフルエンザへの効果
麻黄湯には発汗させる作用があります。これによって体内にたまった熱や痛みを発散させてくれます。
麻黄湯は、風邪やインフルエンザなどの初期症状に有効です。ぞくぞくした寒気があるものの、発熱や頭痛があって自然発汗がない場合は麻黄湯が使われます。
麻黄湯の使用方法としては、成人では1日7.5gを2回から3回に分けて食前または食間に服薬するとされています。
食間を勘違いされる方がおられますが、食間とは食事と食事の間のことを指しますので、食後から約2時間ほど経過し、胃が空の状態の時に服薬することを食間といいます。
そして、風邪やインフルエンザ、関節リウマチなどは炎症を伴う熱性疾患です。このような疾患の初期に麻黄湯が使われます。
やはり重要視されるのは「発汗がないこと」になります。そして、この麻黄湯は風邪薬と違い、眠くなる作用がありません。なので、受験生やお仕事をされている方でも飲むことが出来ますね。
漢方薬は抗ウイルス薬と違い、耐性ウイルスの問題がないので、抗ウイルス薬が効かない場合にも麻黄湯は効果を発揮します。また、麻黄湯は保険が適用されるので、経済的にもいいですよ。
麻黄湯の使用上の注意点
漢方薬は、処方の特徴や体調、この双方をよく理解したうえで服用してください。
漢方薬には副作用がない、あるいは少ないといわれていますが、それは処方とそれを飲まれる患者様の体調を理解し、適切な使い方をしていた時のお話です。
誰かに良いと聞いたから飲んだ、効能などに記載されているから、という理由で安易に使用すると、かえって症状を辛くしてしまうことがあるので注意が必要です。
以下の項目に該当する方は、麻黄湯の服用は避けましょう。
発汗がある人
汗をかいているときは、熱が下がろうとしていると同時に体力を消耗しているときでもあります。発汗時に発汗作用のある麻黄湯を服用すると、必要以上に汗をかいてしまい、体力をより消耗してしまいます。
麻黄湯は先ほど書かせていただいた通り「汗をかいていないとき」に服用するので、汗をかいている時の服用は避けましょう。
体の体質が虚弱な人
麻黄湯はもともと、ある程度体が丈夫な人の免疫力、回復力を引き出すものです。
なので、普段から食欲がない、風邪をひきやすい、痩せているといった方は麻黄湯の効能があっていても服用をするのを控えましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか? 麻黄湯という名前は聞きなれないものでしたが、この記事を読んで分かっていただけたらとてもうれしく思います。