
虫刺されやかぶれ、湿疹など痒みがある皮膚炎などでは強く掻きすぎて化膿させてしまったり症状が悪化することがあります。
痒みを止めることが第一ですが、炎症を抑える為にはステロイド系薬剤の使用が効果的です。今回は、痒みや湿疹、皮膚炎に効果的なエンクロン軟膏EXの効果や副作用について説明します。
効果
エンクロン軟膏EXは4つの有効成分を配合したステロイド系の軟膏です。主に痒みや湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、蕁麻疹、虫刺されに効果のある塗り薬です。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルはステロイド剤で皮膚の炎症や湿疹を抑えてくれます。ジフェンヒドラミン塩酸塩やクロタミトンは湿疹や痒みなどを抑える効果があり、トコフェノール酢酸エステルは血行を促し早期治癒に働きかけます。
またイソプロピルメチルフェノールは殺菌作用があり、症状の悪化を防いで感染から患部を守る働きがあります。添加物として配合されている白色ワセリンや流動パラフィンの軟膏基剤は皮膚を保護する働きがあり、ジュクジュクした患部や乾燥した状態の患部の両方に使用することができます。
エンクロン軟膏EXはステロイド剤ですが、アンテドラッグなため皮膚の表面で効果を現し、体内に入ると活性度が落ちる製法で体内への吸収の心配はありません。1日数回適量を患部に塗布することで症状が緩和するでしょう。
副作用
エンクロン軟膏EXは軟膏の為、副作用は比較的でにくいですが間違った使用をすると副作用を起こすことがあります。主な副作用として見られるのは、皮膚の発赤・発疹、痒み、腫れ、かぶれ、刺激感、ヒリヒリ感、熱感などが見られることがあります。
また、水痘(水疱瘡)や水虫、たむし、など化膿している患部に使用すると副作用が起きることがあります。エンクロン軟膏EXを顔の広範囲や目の周囲、粘膜等に使用するのを避けるようにします。
薬剤アレルギーの方や患部が広い場合は医師や薬剤師に相談してから使用するようにしましょう。また化膿やただれが酷い場合も医師の診察を受けて適切な薬を処方してもらうことをお勧めします。約1週間ほど使用して症状の改善が見られないときは医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
まとめ
エンクロン軟膏EXは痒みや湿疹、皮膚炎などに効果の高い塗り薬です。ステロイド剤ですが、アンテドラッグのため皮膚の表面にのみ作用して体への吸収率が低いため使いやすい軟膏と言えます。
痒いと強く掻いてしまいがちですが、炎症や化膿の原因となるので痒いと思ったら塗布するようにしましょう。無香料無着色なので肌への刺激も少ない軟膏です。