風邪の主症状には発熱やくしゃみ、鼻水、咳などありますが、咳の症状は体力を消耗しやすく、症状が悪化することがあります。風邪薬には幅広い症状に効くものから症状に的を絞って効くものなど種類が多くあります。
ベンザブロックせき止め錠は風邪症状の中でも咳の症状に効果のある薬です。今回は、そんなベンザブロックせき止め錠の効果や副作用について解説します。
効果
ベンザブロックせき止め錠は、5つの有効成分を配合した鎮咳去痰薬で、主に喉の痛みを伴う咳や痰に効果を発揮します。
有効成分に含まれるジヒドロコデインリン酸塩は咳の中枢に働きかけ咳が出るのを抑えてくれます。また、dl-メチルエフェドリン塩酸塩は気道を広げて息苦しさを和らげてくれると共に咳を鎮める効果があります。
ノスカピンには咳の発生を抑えたり、呼吸をしやすいように働きかける作用があり、ブロムヘキシン塩酸塩は痰の粘度を薄めて粘り気を取り除き、痰を出しやすくしてくれます。トラネキサム酸には抗炎症作用で喉の痛みや腫れを取り除いてくれる作用があります。
6歳以上から内服可能で、年齢に合わせた1回量を1日3回・食後30分以内に内服するようにします。有効成分の働きで辛い咳を和らげ、痰を出しやすくしてくれるでしょう。
副作用
比較的副作用の少ない薬ですが、注意事項を守って内服するようにしましょう。
主な副作用は、皮膚の発疹や発赤、痒み、消化器系では吐き気、嘔吐、食欲不振、胸やけ、胃部不快感、腹痛などです。その他、めまいや頭痛、便秘、下痢、眠気なども副作用として現れることがあります。
このような症状が見られたら内服を中止して医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
また、重篤な副作用は少ないですが、「ショック(アナフィラキシー)」など、内服してすぐに皮膚の痒みや蕁麻疹、声のかすれ、くしゃみ、息苦しさ、動悸、意識混濁など見られたら直ちに医師の診察を受けるようにして下さい。
ベンザブロックせき止め錠に配合されている成分と重複するような鎮咳去たん薬、かぜ薬、抗ヒスタミン剤など併用すると副作用に繋がります。
また、心臓病、高血圧、糖尿病、腎臓病、甲状腺機能障害、脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎など血栓症を起こす可能性の高い方は医師の指示に従い内服して下さい。高齢者や妊娠中、妊娠の可能性のある方は医師や薬剤師に相談してから内服しましょう。
まとめ
ベンザブロックせき止め錠は咳の症状に効果の得られる薬剤です。6歳以上から内服できるため、家庭の常備薬としても便利です。
咳が辛い時は加湿器などで部屋の湿度を保ったりうがいやのど飴を舐めるなど乾燥を防ぐようにしましょう。咳を止めることで、体の回復も早まり症状の悪化を防ぐことができます。
