
風邪をひくと喉が腫れて痛むことがあります。喉にある扁桃(一般的には扁桃腺と呼ばれている部分)にレンサ球菌やブドウ球菌、肺炎球菌などの細菌が感染し、炎症をおこすことでおこる病気が扁桃炎です。
喉に腫れや痛みを感じ、炎症がひどい場合は発熱もおこります。今回は、そんな扁桃炎におすすめのお薬・ハレナースについて解説していきます。
効果
ハレナースは扁桃炎や咽頭炎、口内炎に効果があるお薬です。水なしでも飲め、メントールのスッした冷感が腫れた喉に心地よく感じるでしょう。
有効成分はトラネキサム酸とカンゾウエキスです。トラネキサム酸には抗炎症作用があり、喉の腫れや痛みなどの症状を改善します。
カンゾウエキスは漢方薬でよく使われる生薬の甘草から抽出されたもので、エキスに含まれているグリチルリチンには抗炎症作用があり、喉の腫れや痛みを改善します。
他にもピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、リボフラビン(ビタミンB2)の働きで炎症をおこした喉の粘膜の修復を助け粘膜の機能を正常にします。
L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCナトリウム)が消耗した体力の回復を助けます。使用方法は、成人(15歳以上)は、1回1包を1日3回(朝昼晩)に服用してください。
副作用
ハレナースは副作用の少ないお薬です。副作用があっても皮膚の発疹・発赤、痒みや胸やけや吐き気などの消化器症状などの軽いものです。通常の使用ではほとんど心配はありません。
トラネキサム酸を含む内服薬(風邪薬や解熱鎮痛薬など)や甘草またはグリチルリチンを含む内服薬を併用すると、副作用がおこる可能性が高くなるため、これらの薬との併用は避けてください。
ごくまれですが、偽アルドステロン症やミオパチーといった重篤な副作用がおこることがあります。
むくみや血圧の上昇、手足のだるさやこわばり感、筋肉痛などの症状があらわれ徐々に強くなるようでしたら、服用を中止し直ぐに医療機関を受診して医師の診察を受けてください。
まとめ
扁桃炎で喉に腫れや痛みがあると、食物が飲み込みにくくなったり、痛みのために食事がとりにくくなったりします。
食欲が低下しているときには水分の摂取量も減ることが多いので、脱水症にも注意しましょう。特に発熱を伴う場合には、水分を十分にとるようにしましょう。
口で呼吸をしていると乾燥した空気が直接喉や扁桃を通ることになり、扁桃炎をおこす引き金になります。予防のためには、普段から鼻呼吸をするように気を付けたり、就寝時にマスクをするといいでしょう。