
痛みには鈍痛や鋭い痛みなど様々な種類がありますが、関節が痛むのは不快な症状です。痛みを我慢すると、症状が悪化したり体調不良の原因になります。
不快な痛みは薬剤で緩和することができるので、痛い時は我慢せず消炎・鎮痛などの薬を内服すると効果的です。
今回はアルボの効果や副作用について解説します。
効果
アルボはオキサプロジンを有効成分とする持続性消炎鎮痛剤の薬剤です。
主に関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、変形性脊椎症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、痛風発作など痛みの緩和に効果があるほか、外傷後及び手術後の消炎・鎮痛などに用いられます。
有効成分のオキサプロジンは腫れや炎症の原因となるプロスタグランジンの産生を抑え、合成酵素であるシクロオキシゲナーゼを阻害することで痛みの発生を抑えてくれます。
成人に対しては、1日量の400mgを1回~2回に分けて内服します。
年齢、症状により適宜調節しますが、1日の最高量は600mgとなっています。
副作用
副作用は比較的少ない方ですが、消化器系症状に注意するようにして下さい。
主な副作用は、胃部不快感、胃痛、発疹、嘔気、浮腫など見られることがあります。
その他、眠気、めまい、頭痛、食欲不振、便秘、下痢、口内炎、胃炎、腹痛、腹部膨満感、嘔吐、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pなど肝機能値の上昇、倦怠感、発汗、耳鳴りなど現れることがあります。
重大な副作用としてショック、アナフィラキシー様症状が現れることがあります。
蕁麻疹や血圧低下、呼吸困難など見られたら医師による適切な処置を受けるようにします。
また消化性潰瘍なども見られることがあるので、胃痛や嘔吐、吐血・下血等を伴う胃腸出血など異常な症状がないか状態を確認するようにして下さい。
消化性潰瘍など異常が見られた時は、減量したり、内服を中止するなど適切な処置をとるようにします。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)や急性腎不全なども重大な副作用として見られることがあるので注意しましょう。
アルボは腎臓で排泄され、また血漿アルブミンと結合しやすい特性から血中濃度が高くなる恐れがあるため、高齢者や腎・肝機能が低下している方が内服する場合は状態を観察して慎重に内服するようにします。
消化性潰瘍や潰瘍性大腸炎の既往の方、または現在治療中の方はアルボを内服することにより症状が悪化したり、副作用に繋がる恐れがあるため医師の指示に従い内服するようにして下さい。
関節リウマチ、変形性関節症等の慢性疾患に長期にわたり内服する際は尿検査や血液検査、肝機能検査等を定期的に受けて体調を管理するようにしましょう。
まとめ
アルボは痛みや腫れ、炎症などを抑える消炎鎮痛剤の薬剤です。痛みが強いと日常生活に支障をきたしたり、具合が悪くなる原因となります。
痛みを抑えるにはアルボのような消炎鎮痛剤が効果的ですが、慢性疾患で内服する場合は、定期的に血液検査を受けるなど副作用を起こさないように注意しましょう。