
骨の代謝が低下したり、ホルモンのバランスなどが乱れると骨粗鬆症の原因になります。骨粗鬆症は骨が弱くなり骨折しやすくなったり、腰痛などの原因にもなり、比較的閉経後の女性に多く発生する病気です。
カルシウムを多く含む食品を摂取したり適度な運動などは骨の代謝を促し骨粗鬆症の予防に役立ちますが、エビスタ等を内服するのも効果的です。
今回はエビスタの効果や副作用について解説します。
効果
エビスタはラロキシフェン塩酸塩を有効成分とする閉経後骨粗鬆症に効果のある薬剤です。
閉経後の女性はホルモンのバランスが乱れることから身体の各所にさまざまな症状が現れてきます。
骨粗鬆症もそのひとつで閉経後にホルモンのバランスが乱れ、エストロゲンの分泌が減少することにより骨代謝のバランスが乱れ骨粗鬆症を引き起こしてしまいます。
エビスタは骨が溶け出すのを抑えて骨密度を増やして骨を丈夫にしてくれる作用があります。
1日1回60mgを内服することで骨の吸収が抑えられ骨の密度が徐々に増加するでしょう。
骨密度を確認するためにも定期的に検査を受けることをお勧めします。
副作用
副作用は比較的少ないですが、血栓症などの副作用に注意するようにして下さい。
主な副作用は乳房の張りやほてり、吐き気、多汗、そう痒、下肢のけいれんなど現れることがあります。
重篤な副作用には深部静脈血栓症などがあります。
ふくらはぎを押すと痛んだり、ふくらはぎが赤く腫れるなどは初期症状のため状態を観察して異常がないことを確認するようにして下さい。
また肺塞栓症では、息切れ、胸が苦しい等の症状、網膜静脈血栓症では急な視力の低下、肝機能障害では全身倦怠感、食欲不振、吐き気など見られることがあります。
重篤な副作用が現れた時は速やかに医師の診察を受け、適切な処置を受けるようにして下さい。
静脈血栓塞栓症と診断されている方はエビスタを内服することにより症状が悪化する可能性があるため医師の指示に従い内服します。
また血栓症を予防するためにも水分を摂取したり、適度に体を動かすことも大切です。他の薬剤と併用する場合は、薬の相互作用で副作用を起こさないためにも医師の指示に従い内服するようにして下さい。
まとめ
エビスタは骨粗鬆症を改善する薬剤です。
加齢と共にホルモンのバランスが乱れて骨粗鬆症にかかる確率が高まります。ホルモンのバランスを整えたり、骨を丈夫に保つためには、適度な運動が効果的で骨の代謝を促進して骨密度を増加させるのに役立ちます。
また日常の食事でも魚類や海藻類、ビタミンDやビタミンKなどカルシウムを多く含む食品を摂取して骨粗鬆症を予防しましょう。