
アモリン250は、主成分がアモキシシリンのペニシリン系抗生物質です。ペニシリン系の抗生物質はβラクタム系に分類されており、細菌の細胞壁の主要成分であるペプチドグリカンを合成する酵素と結合してその活性を阻害します。
効果
アモリン250は感染症薬として幅広い使われ方をされていますが、特に中耳炎や急性副鼻腔炎、咽頭炎といった内科や耳鼻科領域で第一選択薬として使用されています。
また、アモリン250はピロリ菌の除菌にも用いられる薬剤です。ご存知のようにピロリ菌に感染していても若いうちはほとんど症状がないといった場合が多いようです。
年を追うごとに胃もたれや胃痛、胸やけの原因になります。また、最近では胃潰瘍や胃癌の主要な原因とも言われていますので注目されています。
と言っても、それらの症状がピロリ菌によるものなのかを判断するのは難しく、ピロリ菌に感染しているかどうかというのは胃カメラなどの検査に合わせて調べることで発覚することが多いです。検査でピロリ菌が見つかると除菌治療を行います。
そこで登場するのがアモリン250です。ピロリ菌の除菌は一次除菌とそれが無効であった場合の二次除菌の2回行われるのですが、それぞれいくつかの薬剤を服用することで行います。
一次除菌では、胃酸の分泌を抑える薬剤 (ex.タケプロンカプセル)、ピロリ菌に抗菌作用があるクラリスロマイシン (ex.クラリス錠)、そして、アモリン250です。アモリン250もピロリ菌に対する抗菌効果を期待して服用されます。
この3種類の薬剤を1日2回、1週間服用します。これにより、一般的には80%程度が除菌に成功すると言われています。この一次除菌がうまくいかなかった場合は二次除菌に移ります。
二次除菌では、クラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾール(フラジール)というニトロイミダゾール系の抗菌薬を用います。二次除菌まで行うと95%以上の高い確率で除菌することができると言われています。
副作用
ここからは副作用について触れておきたいと思います。主な副作用としては発熱、発疹、下痢、悪心などが報告されています。
また、まれに過敏症状、ショック、アナフィラキシー様症状が起こることがあります。例えば気分が悪くなったり、息苦しくなったりした場合は注意が必要です。
基本的にはアモリン250特有の副作用はありませんので比較的安心して服用できる薬剤ではありますが、上記のような症状が出た場合はすぐに処方された病院で診てもらうようにしてください。
最後に
今回は、アモリン250の効果と副作用について見てきました。薬を服用する時は、それがどんな薬なのか、どんな効果や副作用があるのかを知った上で服用するようにしましょう。
また、用法・用量などの大事な話をしていることもあるので、お医者さんや薬剤師さんが言うことは、しっかりと聞くようにしましょう。