腟カンジダは膣の常在菌であるカンジダ菌という「真菌(かびの一種)」が異常に増えることによっておこる膣炎です。外陰部の非常に強いかゆみや痛み、白くポロポロとしたおりものが増えるなどの症状があります。
糖尿病や、疲労・ストレスにより免疫力が低下したり、抗生物質の使用によって膣の常在菌のバランスの変化することが原因となっておこります。
女性の5人に1人が経験するポピュラーな病気で、再発率が高いことも特徴です。今回は、膣カンジダの治療薬であるフェミニーナ膣カンジタ錠の効果・副作用について解説していきます。
効果
フェミニーナ膣カンジタ錠は再発した膣カンジダの治療に有効なお薬です。使用できる人は、以前に医師から腟カンジダの診断・治療を受けたことのある人に限ります。
有効成分のオキシコナゾール硝酸塩がカンジダ菌を殺菌します。小型で膣に挿入しやすい錠剤で、腟内で素早く崩れて広がり、腟内に留まって効果を発揮します。
使用方法は1日1回1錠を膣深部に挿入します。症状が消失しても、必ず6日間連続して使用してください。錠剤を挿入するときには手指を石鹸できれいに洗いましょう。
3日間使用しても症状の改善がみられない、あるいは6日間使用しても症状が消失しない場合には医師の診察を受けてください。
カンジダ菌が原因ではない膣炎(トリコモナス腟炎、細菌性腟症、萎縮性腟炎など)の場合には、フェミニーナ膣カンジタ錠は効果がありません。
生理中は薬の効果が十分に得られないことがありますので使用しないでください。使用中に生理になった場合は使用を中止してください。
その場合は治癒の確認のため、医師の診察を受けることをおすすめします。15歳未満または60歳以上の人は使用してはいけません。
副作用
フェミニーナ膣カンジタ錠Sはほとんど副作用のない薬です。通常の使用では副作用の心配はほぼないでしょう。
使用後に、膣に疼痛(ずきずきする痛み)や腫脹感(はれた感じ)、発赤、刺激感、かゆみ、熱感がでた場合は副作用の可能性があります。これらの症状がみられた場合には、使用を中止して医師の診察を受けてください。
まとめ
腟カンジダはちょっとした体調の変化で再発しやすい病気です。カンジダ菌は常在菌なので、体内から完全にいなくなることはありません。日頃から免疫力が低下しないようにすることで再発のリスクを減らすことができます。
また、外陰部を清潔に保つことも大切です。しかし、石けんでゴシゴシ洗うことはかえって刺激になります。入浴時にはお湯で軽く洗うようにしましょう。
下着は通気性の良いものにし、おりものシートなどの衛生用品はこまめに交換しましょう。かゆみがあっても外陰部をかかないようにしてください。かくと感染が広がり症状が悪化する可能性があります。
