
発症すると発熱、水のような下痢、激しい嘔吐を伴うロタウイルスによる感染性胃腸炎は、特効薬が存在しないために、どのように予防を行なっていくかが鍵となります。ここでは、そんなロタウイルスの検査の方法や費用、時間についてまとめていきます。
検査の方法・費用・時間
ロタウイスルに感染しているか検査してもらう方法には2通りあります。一つは血液検査、もう一つは便からウイルスに感染しているかを検査する方法です。
後者の方法なら、15分程度で結果が出るため、多くの医療機関で採用されています。また、血液検査の場合、ある程度の時間がかかりますし、費用も高めになります。
どちらの検査方法でも保険が適用されるので、それほど高額にはなりませんが、血液検査の方が詳細な検査を行えるため高額になります。
感染していると分かったら?
ロタウイルスに感染していることが分かった場合には、医師の指示に従って治療を進めていくようにしましょう。
ウイルスによる症状を緩和させる対症療法が中心となって治療が進められていくことになるでしょうが、重要なのは二次感染の予防です。
看病する側もきちんと対策をしていないと、すぐに感染するリスクが非常に高いので、対策はしっかりと行なうようにしましょう。
二次感染を防ぐには?
ロタウイルスの二次感染を予防するには、マスクはもちろんですが、消毒液の準備も必要です。アルコール消毒では効果を発揮しませんので、次亜塩素酸ナトリウム液での消毒が必要です。
次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤に含まれている成分ですので、市販の塩素系漂白剤を活用して消毒液を作ることもできます。
便座や便器の消毒をするには250倍に薄めた消毒液で、吐瀉物といった汚物の処理をした後には、50倍に薄めた消毒液で対応すると、二次感染のリスクを減らすことができます。
最後に
ロタウイルスによる感染症は、大人よりも5歳以下の乳幼児が重症化しやすいので、ワクチン接種による予防をすることをお勧めします。
ロタウイルスによるワクチン接種は2011年から始まった、比較的新しい予防接種ですが、世界100カ国以上で使用され、その効果が9割以上に及んでいます。
現在では任意接種のため、料金も高価になっていますが、地方自治体により助成金を出してくれているところもありますので、お住まいの行政機関に確認してみましょう。