
パニック障害…あまり聞き慣れない言葉ですよね。パニックという言葉は日ごろから聞いたことや口にしたことはあるけど、それが障害される状態って何?という感じですよね。
しかし、このパニック障害を検索されたり調べたりされたということは身近の人、あるいはご自身がそのような診断を受けたからではないでしょうか?
ここでは、そんなパニック障害について、特に克服方法と完治までの期間について詳しく見ていきたいと思います。
そもそも、パニック障害って?

パニック障害とは、「突然死んでしまうのではないか?」というような不安に襲われる病気です。
自覚する症状としては動悸、それに伴い脈拍が多くなる(頻脈)、息苦しさ、めまい、胸の苦しさを伴います。(これを「パニック発作」と呼びます。)
死んでしまうのではないかと不安になるわけですから救急外来等の病院を受診しますが、診察を待っている間、あるいは病院に付いた時点で症状は軽減もしくは消失しています。
パニック障害の場合は検査をしてもなんの異常もありません。異常があれば、その状態に合わせてなんらかの診断名がつきますが、異常がないためパニックを発作を繰り返すことになり、不安が持続した状態です。
克服方法はあるの?

続いて、克服方法、つまり、治療方法について解説していきます。パニック障害の場合ですと「薬物療法(内服)」と「心理療法」と呼ばれる二つの方法を選んだり組み合わせたりした治療方法が行われます。
パニック障害に対してはセロトニンと呼ばれる脳内物質が関与していると言われていますので、セロトニンを増やす選択的セロトニン阻害薬(SSRI)や抗不安薬の内服やうつ病も併発している可能性があるので抗うつ薬などの内服が薬物療法の柱になってきます。
内服薬ですから副作用も少なからず存在します。副作用が出るから飲みたくないと自己中断されるのではなく、副作用が出た場合には、必ず医師または薬剤師や看護師に相談するようにしましょう。
パニック障害の治療には心理療法と呼ばれる治療法もあります。これは気持ちが常に張りつめた状態のため、緊張をほぐすことが狙いの自主訓練法や不安の原因が間違った認識であるためそれを正す認知行動療法というものがあります。
認知行動療法は、例えば、公共の交通手段が利用できないというパニック障害の方に対し、段階的に不安をほぐしていく方法です。
バスに乗れないのであれば、乗り場まで行ってみる、乗ったら1区間だけ乗ってみると段階を経て乗れるようにしていくものと想像してください。
完治までの期間はどれくらい?

これは早ければ早いほど治療期間は短くて済みます。多くのケースでは自覚症状があるのに検査では異常がなくて医療機関を転々としたりするなど診断までに時間がかかってしまいます。
パニック障害と診断されれば症状にもよりますが1〜2ヶ月程度で快方に向かうこともあります。しかし、再度症状を呈することがありますので長い目でうまく症状と付き合っていくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?パニック障害というのは本人からすると命に関わるのではないかという強い症状を感じるため重病なのではないかと感じると思います。
検査をしてもはっきりと原因がわからない際はパニック障害の可能性も考慮にいれて適切に診断を受けて治療を開始することが、早期回復につながります。
また、治療を開始しても直ぐにはよくなるケースが少ないので焦らずに治療を受けていきましょう。