自分自身があるいは職場の同僚や上司、部下がパニック障害という病気になったら仕事は続けられるのか気になりますよね。そもそもパニック障害ってなんだろうと疑問に思う方も少なくないと思います。
パニック障害とは体に異常はないけども、突然に動悸やめまい、胸部不快感、息切れなどといった症状を呈す病気です。
体はなんともないのなら仮病じゃないかと疑ってしまうかもしれませんが、この病気は患者本人が一番辛いのです。そこで、身近な人がもしもパニック障害になったらと考えていきましょう。
仕事を続けることは可能か?
結論から言うと、パニック障害であっても仕事に従事することは可能です。
もちろん、病気の程度によるのは言うまでもありませんが医師の診断を受けてきちんと内服をされているのであれば症状は比較的安定しているので働くことが可能です。
また、昨今は働き方もフレキシブルな場所も増えてきています。雇用形態も様々ですし、正社員で働けることが一番かもしれませんが、病気の程度によっては契約社員やパート、アルバイトでもいいと思います。
無理をしてしまうと病気が悪化してしまうこともあるため、程度にもよりますが無理をして頑張り過ぎる必要はないと思います。できること、続けられることを見つけていきましょう。
職場にパニック障害の人がいる場合の接し方
先にもあげましたが、パニック障害は周りからまだまだ今一つ理解されていない病気です。体はなんともないんだから働けるよなといった気持ちで接するのはやめましょう。
一説によると100人に2〜3人がかかる可能性のある病気です。100人に2〜3人が少ないととるか多いととるかはそれぞれでしょうが、もしかしたらあなた自身もなる可能性があります。
パニック障害の人だからこうしましょうという方法はあえてあげるのであれば、励まさないことです。うつ病も患ってしまっている方もいるので、そういった方に頑張ってなどという言葉はつらいんです。
だって、既に頑張ってるんですから!腫れ物に触るような特別扱いをせず自然に接してください。そうすることで、働いていいんだという安心感につながります。
あとは話を聞くだけでもいいと思います。誰にも相談できないで苦しんでいるかもしれないので話を聞くことも重要なかかわりと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?まだまだ聞き慣れない病気ですが、ストレス社会と言われている現代はもしかしたら身近な人も実はパニック障害だったなんてこともあるかもしれません。パニック障害の人と扱うのではなく、一人の人間として関わっていくことが大切です。