風邪を引くと鼻水がタラタラと出て止まらないときがあります。クシャミや鼻水、鼻づまりの症状があるが、のどの痛みや咳はない、というのが鼻風邪です。
普通の風邪の初期症状というときもあります。人前でマスクとティッシュペーパーを手放せなくなってしまう厄介な鼻風邪。今回は、その鼻風邪を引いてしまったときの治し方について調べてみました。
目次
風邪を引くメカニズム
風邪を引くのは、ウィルス性と細菌性の2通りが考えられます。どちらが原因だとしても現れる症状に大きな差はありません。
風邪の症状を引き起こすウィルスや細菌が体の中に入ってくると、それを排除しようと高熱を出したり、鼻水で押し流そうとします。
40度もの高温が数日続くと確かに心配になりますが、風邪による発熱の場合は、それほど心配する必要がありません。
ウィルスや細菌は40度近い温度だと増殖しにくい性質をもっています。熱が高くなるということは、それだけ体内で免疫細胞などが風邪ウィルスや細菌と戦っている証拠でもあります。
鼻水について
鼻の粘膜に感染したウイルスを洗い流すためにさらさらの鼻水が大量に出て止まらなくなってしまいます。
鼻水は1日に一升瓶1-2本も出ます。鼻水と同時にクシャミも出ますが、これも体内に入ってくるウイルスを排出しようとする働きによるものです。
ウイルス感染の他にも花粉や家のホコリ、ダニなどのアレルギー物質に反応して鼻水やクシャミが出ることがありますが、これも同じ理屈で体内に入ったアレルゲンを排出しようとしているのです。
鼻風邪の症状チェック
このとき注意して見て欲しいのが、鼻水の色です。透明でサラサラした感じの鼻水であれば、風邪が原因で引き起こされているもの、つまり鼻風邪の症状です。
しかし、鼻水の色が黄色っぽくなっていると、鼻の奥で炎症を起こしていることが考えられますし、別の病気である可能性が高くなります。
また、赤ちゃんは口呼吸をうまくすることができません。鼻呼吸が中心です。そのため鼻づまりを起こしていると、上手く呼吸ができないことから、不機嫌になりやすいものです。
鼻風邪の治療法一覧
鼻風邪にかかったら耳鼻咽喉科に行くのが一番ですが、まだ病院へ行くほどでもない場合、いくつか自分でできる治療法もあります。
身体を温める
鼻風邪はライノウイルスが原因で起こる場合が多くあります。このライノウイルスは高温を嫌うので温度が低くなる鼻に感染しやすくなります。
身体を温めることでウイルスの活発化を防ぐことができます。その他にも身体を温めることで免疫力が上がり、ウイルスに負けない身体をつくることができます。
熱めの風呂に入る
昔は風邪を引いたらお風呂に入らない方が良いとされていましたが、身体を温めるために風呂に入るのは風邪を治すのに効果的なのです。
ただ発熱や身体がだるいときはかえって体力を奪うことになるので、入らない方が良いでしょう。入浴中は水分補給をこまめに行い、脱水症にならないように十分注意しましょう。
温まるものを食べる
体温を上げる効果のあるショウガやニンニク、かぼちゃやはちみつなどを食べるようにしましょう。
軽い運動をする
これも体温を上げることに効果がありますが、だるいときは無理をしないようにしましょう。
服を着る
身体を冷やさないように、温かい服を一枚羽織ることで温まります。首や手首、足首も何か巻いておくと良いでしょう。
保湿する
乾燥するとウイルスが活発になるので保湿することは大切です。
加湿器を使う
部屋の温度は22℃、湿度は50~60%を目標にしましょう。
蒸しタオルを鼻にあてる
鼻自体を温めることで血行が良くなり、鼻づまりを改善します。
ツボ押し
目と目の間にある晴明と呼ばれるツボをつまむような感じで押すと血行が良くなり鼻水、つまりに効果があります。小鼻の左右にある迎香と呼ばれるツボを押すと、鼻通りが良くなります。
水を飲む
水を一口含んでから2-3分して飲み込みます。鼻水が口の方に誘導されて一時的に止まります。
脇にものを挟む
脇には多くの自律神経が通っているので、脇を抑えることで粘膜が刺激され鼻水が分泌されるのを抑えます。
鼻うがいをする
甘味を感じる程度のぬるめの塩水を用意し、片側の鼻を抑えながら、もう片方で吸い込んで口から出します。これも一時的ですが、すっきりした感じになります。
まとめ
鼻風邪も放置しておくと、中耳炎や副鼻腔炎などを起こすことがあります。鼻がドロッと黄色味がかってきたら耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。
