冬になると寒さと乾燥でウイルスが活発化し、毎年のように風邪が流行してしまいます。「今年こそ絶対に風邪を引かないぞ」と宣言しても寝不足や疲れがたまってしまうと、あっという間に風邪をもらってしまいます。
風邪くらいたいしたことないよと何もしないと、重い合併症を引き起こしてしまうことがあります。軽い鼻風邪のうちに治せるように風邪のしくみや症状を紹介します。
鼻風邪のしくみ
鼻風邪はウイルスが鼻や口の粘膜に付着して発症します。感染するとそのウイルスを排出するために、身体の防御反応が働いてクシャミや鼻水が現れます。
ウイルスを大量に含んだクシャミや鼻水は、空気中を漂ったり手に着いたりして、いろいろな形で人から人に感染していきます。とくにウイルスは低温と乾燥を好むので冬に流行ってしまうのです。
鼻風邪の症状一覧
鼻風邪は鼻症状だけで終わる場合もありますが、ほとんどは風邪の初期症状で、進行すると熱が出たりのどが腫れたりします。
鼻風邪の主な症状は…
- クシャミ
- 透明でさらさらの鼻水
- 鼻水
- 鼻水がのどにまわる
- 鼻づまり
などになります。
風邪の発症の流れ
- ウイルスが鼻やのどに侵入し、不快感などの症状が現れます。
- ウイルスが粘膜に付いてクシャミや鼻水が現れます。いわゆる鼻風邪です。この時点で適切な処置をすると2~3日で治ることもあります。
- 炎症が進んで咳や痰、のどの痛みなどが起こります。
- さらに進行すると発熱やけん怠感などの全身症状が現れます。
- 普通は1週間ほどかけてだんだん症状が治まってきますが、体力が低下していたり無理をすることで合併症を引き起こしてしまう場合もあります。
風邪が悪化すると…
風邪が悪化してしまうと、思わぬ合併症を引き起こしてしまいます。合併症は風邪のウイルスと戦って傷ついた粘膜に細菌が感染して起こります。とくに乳幼児や高齢者、持病のある人は合併症になりやすいので注意が必要です。
主な合併症は…
- 肺炎
- 気管支炎
- 扁桃炎
- 副鼻腔炎
- 中耳炎
などになります。とくに鼻症状が悪化して起こりやすい合併症は副鼻腔炎と中耳炎です。
副鼻腔炎の症状としては…
- 鼻水が黄色くなってドロッとしてくる
- 目の下や前頭部が重く感じたり痛くなったりする
- 鼻がくさい
- 黄色い痰が出る
などがあります。
中耳炎の症状としては、
- 急に耳が痛くなる
- 耳が詰まった感じがしたり、高い所へ行ったときのようにボワンとしたりする
- 急に聞こえが悪くなる
- 熱が出る
などがあります。
細菌などは身体の様々な所に感染するので、ここにあげた合併症はほんの一部です。おかしいなと思ったら、迷わず医療機関を受診しましょう。
まとめ
風邪は万病のもとといわれています。日頃から身体の免疫力を高める生活を心がけ、風邪が流行してきたらマスク・手洗いを習慣づけて、風邪ウイルスに感染しないようにしましょう。もし感染してしまったら、温かくして保湿、水分、栄養を摂り安静にすることが回復の近道です。
