
糖尿病と聞くと、その検査方法として尿検査が浮かぶ方が多いのではないでしょうか?確かに、糖尿病とは尿中に糖が出る病気ですので尿検査をします。そこで、今回は、糖尿病の尿検査について説明していきたいと思います。
糖尿病の尿検査とは
学校や会社の健康診断などで尿検査を受けたことがある方は多いのではないでしょうか?糖尿病の尿検査も同じように尿を提出して検査しますので、身体に大きな負担がなくできる検査です。
尿検査は、コップに入れて提出された尿に試験紙を浸して、尿の中に含まれている成分を検査します。一般的に分かる項目とそこから考えられる病気は以下の通りです。
たんぱく質
尿中にたんぱく質が出ている場合には、ネフローゼ症候群や腎炎を疑います。
潜血
尿中に血液が混ざっている場合には、膀胱炎や腎炎、腎臓がんなどを疑います。ただし女性の場合、生理中ですと潜血反応が陽性になります。
糖
尿中に糖が含まれている場合には、糖尿病を疑います。
なぜ糖が尿に出ていると糖尿病を疑うの?
糖尿病とは、血液中の糖が処理しきれないくらいに増加している状態です。そのため、処理できなくなった糖が尿としても排出されるようになるのです。検査結果は「プラス( + )」と「マイナス( – )」で表されます。
マイナスは陰性で異常なし、プラス、2プラス、3プラスが陽性です。少しだけ糖が出ている場合には「プラスマイナス( ± )」と表すこともあります。
尿検査は、直前の食事でも影響されるため、一回の検査だけで診断されることはなく、再検査をしたり、血液検査をしたりして総合的に診断されます。
検査にかかる時間や費用は?
次に尿検査にかかる時間や費用についてです。一般的な尿検査にかかる時間は、尿が提出されれば試験紙を浸すだけですので、結果はすぐに出ます。ですので、そんなに時間はかかりません。費用は尿検査のみは数百円の窓口負担でしょう。
しかし、糖尿病以外の病気でも尿の中に糖が出ることもあるため、糖尿病かどうかの検査は尿検査だけではなく採血や診察などもあります。そのため、血液検査の結果を待つ時間や診察を待つ時間、尿検査以外の検査や診察の費用がかかることが通常です。
まとめ
糖尿病の尿検査についてはお分かりいただけましたか。糖尿病は初期では自覚症状がないため、健康診断など尿検査の結果で初めて分かることもあります。
簡単な検査ですが、糖尿病の早期発見にとって大事な検査の一つです。尿検査で糖が出た場合には、必ず医療機関を受診して糖尿病かどうかを検査してもらいましょう。