暑い時期だからこそ気を付けておきたいのが「クーラー病(冷房病)」ですよね。特に女性の方は部屋の中と外の寒暖差で体調を崩しやすくなる時期です。
個人差はありますが、自律神経が乱れてしまうことにより、さまざまな症状を引き起こします。ひどいときは夏バテの原因となることもありますので悪化する前に、早めの対策をしておきましょう。
今回は、そんなクーラー病(冷房病)の治療法(なりにくくする方法)についてご紹介します。
バランスの良い食事
食事をしっかり摂ることで、身体の中で熱が産生されます。特にたんぱく質を摂るようにするといいでしょう。加えて運動をすると、より代謝がよくなり、クーラー病の改善が期待されます。
夏の定番であるアイスやかき氷、ビール、コーヒーなどは身体を冷やす効果があるので、できれば避けましょう。特にエアコンの効いた場所に長時間いる場合は、温かい飲み物や食べ物を摂るようにするといいですよ。
定期的な運動
長時間のデスクワークや立ち仕事はクーラー病以前に身体によくないと昔から言われています。むくみや倦怠感の改善にもなりますので、一定時間ごとに身体のストレッチをするように心がけましょう。また、こまめに動くようにするとより効果が期待できますよ。
自律神経のバランスを整える
自律神経のバランスを整えるためにも、運動は効果的です。運動が苦手な方にも取り入れていただきやすいのが、ウォーキングを30分することです。
交感神経の働きを整えてあげるだけでも、皮膚の血管を収縮させ、身体の中の熱を逃がさないようにすることができます。
また、夏場はシャワーで軽く済ませてしまう方も、湯船に浸かるようにしましょう。新陳代謝や血行の改善が期待できます。
冷えから身体を守る
夏場のエアコンは温度設定が低めなことが多いですよね。女性は特に身体が冷えやすいと思います。ひざ掛けやストールなどを上手に利用して、冷えから身体を守りましょう。腹巻きやレッグウォーマー、靴下の重ね履きなども効果的です。
普段はクーラーの風にあたっても全然平気だという方も、体調によっては急激にクーラー病(冷房病)のような症状が出現することもあります。薄めのカーディガンなどを一枚持っておくといざという時に便利ですよ。
まとめ
このように、少し心がけるだけでクーラー病(冷房病)は予防・治療することができます。大切なのは「できるだけ外と中の気温の差をなくすこと」です。今年は、早めに対策をして、クーラー病(冷房病)を防ぐことで、快適な夏を過ごしましょう。