
水疱瘡は、もともと子供がかかりやすい病気ですが、そばにいる大人の体調が芳しくない時は、もろに移り受けてしまうことがよくあります。今回は、そんな水疱瘡のワクチン(予防接種)の費用・時期・副作用について解説していきます。
水疱瘡のワクチンについて
水疱瘡は非常に感染力が強い病気です。それにも関わらず、予防接種を受ける人は国民の半数にしか満たないのが現状です。そんな状況を憂いてか、2014年から一部定期接種として無料で受けられるようになりました。
また、過半数の人が予防接種を受けない理由として、子供の頃に受けたから大丈夫という誤解があるようです。1度の予防接種で持つことができる水疱瘡への免疫は20年程でなくなっていまいます。
大人の場合、免疫の有効期限が切れていることがほとんどです。ですので、定期的(といっても20年に1度ですが…)に予防接種を受け直す必要があります。
費用と回数について
幼児はなるべく早いうちに接種するのが良いと言われています。1回受けても流行の時期には、またかかってしまうことがほとんどです。ただし症状としては、ずっと軽くすみますし、痕も比較的目立ちません。
幼児は4歳までは1回目のワクチンに限り公費で受けることが出来ますが、2回目の時期などは、その地域の流行状況によりますから、小児科で相談するのが最良です。
大人1回のワクチンの料金は、インフルエンザと大体同じで、6,000-10,000円で基本的には自費診療になります。しかし、大人のワクチンは用意が少ないため、予約制となります。
時期と効果について
- 1回目は、幼児期の感染症対策として接種します。
- 2回目は、働き盛りの頃(10-40代位)に家庭内感染対策として受けましょう。
- 3回目は、50代になってからの接種は帯状疱疹対策として受けましょう。
水疱瘡のワクチンを3回受けることで、その年代に適した病気の予防につながります。
副作用について
子供の場合は副作用はほとんどありませんが、大人の場合、特に女性の場合は注意が必要です。
副作用としては、妊娠初期や分娩の直前・直後に水疱瘡に感染すると、胎児や赤ちゃんが、先天性水痘症という脳や皮膚に危険性の高い障害を持ってしまう可能性が高いからです。
ですので、予防接種後2ヶ月の間は妊娠できません。周囲で感染者や感染者と接触のある人がいれば、妊婦さんの多い産婦人科や病院に行くことは控えましょう。
まとめ
母子手帳がなかったり、予防接種を受けたことについての記憶が曖昧な時は、機会を見て血液検査やパッチテストを受けることをおすすめします。