日本ではインフルエンザは、普通11月-翌4月にかけて流行するウイルス感染の風邪ですが、非常に感染力が強く、年齢や性別に関わらず、急激な発症が、短期間で広範囲にわたります。特にインフルエンザA型の場合は赤信号です。
感染経路としては、主に、咳(せき)、くしゃみ、鼻水、唾液などが小さな水滴を飛ばすことでうつる飛沫感染と呼ばれるもので、潜伏期間は人によって多少の違いがありますが、一般に1-5日でしょう。そして、治癒にかかる療養期間は約1週間です。では、その症状と予防対策、注意事項を検証します。
インフルエンザの症状とは?
一般の風邪と違い、非常に急激で重いのが特徴です。以下がその症状です。
- 急に38度以上の高熱が出ます。
- 頭痛、悪寒、関節痛、筋肉痛、全身のだるさを訴えます。
- 痰、咳、呼吸困難等、呼吸器関係が弱まります。
- 腹痛や下痢等、胃腸関係の症状が現れます。
場合によって併発を懸念される疾患は?
- 肺炎
- 気管支炎
- 心不全
- 脳炎
などの症状が考えられます。
予防対策方法一覧
ワクチン予防接種
ワクチン接種の時期とその効果
インフルエンザ予防で、一番効果があるのは、ワクチンの接種です。接種を受ける時期としては、シーズンにはいる頃の11月ごろが最適でしょう。接種後約2週間から効果が現れますが、ワクチンの持続効果は大体5ヶ月間と言われています。
ワクチン接種の方法
13歳未満の場合は、2回の接種を受けますが、1回目と2回目の間隔は約2-4週間の間隔が適しています。13歳から64歳までは、1回または2回ですが、回数は担当医師の指示に従って下さい。
65歳以上の高齢者や、それまでにインフルエンザにかかったことのある方は、1回の接種でも免疫力はあると考えられていますが、一応医師にご相談することをお勧めします。
ワクチン接種の費用
費用は1回約3,000-5,000円ですが、自己負担になっています。行政はワクチン接種を推奨していますが、65歳以上の高齢者及び、60-64歳で心臓など呼吸器系や腎臓等の基礎疾患の方をワクチン定期接種の対象に法令で定めています。また、市町村によっては、費用補助があるところもありますから、近くの医療機関でお問い合わせ下さい。
ワクチン接種は、一般に70-90%の発病予防に効果をあげている他、合併症の併発を抑え、高齢者の死亡率を下げるのにも効果を挙げています。
生活習慣の見直しと徹底
- 帰宅後のうがいや手洗い。
- 充分な栄養摂取や水分補給
- 充分な睡眠や休養
- 家族や友人間でのインフルエンザ情報交換
まとめ
最後に注意事項を紹介いたします。インフルエンザシーズンを前に注意したいことは、家族や周囲におられる幼児・妊婦・高齢者の方、何の疾患かは関わらず持病のある方、実際に療養中の方は、ウイルス感染に際し、免疫力や抵抗力が懸念されるので、周りの方の心ずかいや注意が更に望まれます。
