
急に襲って来る下痢・嘔吐症状。それは、急性胃腸炎かもしれません。急性胃腸炎の治療には、入院が必要なのでしょうか?入院期間や費用なども気になりますね。今回は、急性胃腸炎で入院が必要かどうか、その期間や費用についてまとめます。
急性胃腸炎の原因と症状
急性胃腸炎の原因は、ウイルス感染によるものが多く、その他、細菌感染によるもの、ストレスによるものがあります。その主な症状は、下痢と吐き気、嘔吐です。これに、腹痛や発熱、全身倦怠感が伴う場合もあります。
急性胃腸炎で入院は必要?
急性胃腸炎は、2~3日で自然に回復する場合が多いので、病院を受診しても入院となることは少ないですが、次のような状態の場合は入院となります。
- 嘔吐がひどく、口から水分の摂取ができない。
- 下痢がひどく、回数が多い
- 脱水症状がひどく、意識障害を起こしている。
- 腸閉塞など合併症を起こしている。
下痢や嘔吐の回数の多いことで体内の水分やミネラルが失われる中、口から水分の摂取ができないと脱水症状を引き起こします。
そのため、点滴で水分やミネラル、ビタミンなどを補給するために入院が必要となります。入院治療は、絶食をして胃や腸を休め、電解質・ビタミンなどを含む輸液を点滴して、水分補給・栄養補給を行います。
入院期間や費用は?
通常、点滴は、水様性の下痢が治まるまで行われます。徐々に食事を摂取して、普通食になり、下痢便が治まれば退院となります。したがって、大体2日~1週間くらいの入院となります。
入院費用は、入院期間や部屋のタイプ(個室または大部屋)、治療内容によって異なってきますが、3泊4日の点滴治療で大体45,000~48,000円、5泊6日では、50,000円ちょっとかかってくるようです。
病院により異なってきますが、社会保険適用の3割負担で、4~6日入院で、大体、50,000円前後かかってくるということですね。これに、合併症に対する治療が必要な場合は、さらにその治療費が加算されます。
まとめ
急性胃腸炎では、経口摂取ができない場合や脱水症状、腸閉塞などの合併症が見られる場合は、入院して点滴治療が必要となります。入院期間は、大体2日~1週間くらいです。入院費用は、社会保険適用の3割負担で、4~6日入院で大体50,000円前後くらいかかってきます。
急性胃腸炎は、自宅で、脱水症状に注意して、こまめに水分補給を行うことでも、回復が望めますが、下痢、嘔吐が頻回で経口で水分が摂れない場合は、我慢せずに病院を受診しましょう。特に、子供や高齢者は、脱水症状を引き起こしやすいため、注意が必要です。