
10歳未満のお子さんに多くみられる水いぼ。見た目もあまり良くないので、早く治したいと思う親御さんも多いのではないでしょうか?水いぼに木酢液が効くという口コミがありましたので検証してみました。
水いぼは木酢液で治せる?

木酢液は古くからさまざまな皮膚病に対して効果があると言われてきました。それは、木酢液の殺菌作用が非常に優れているからです。
具体的には、お風呂に適量の木酢液を入れて入浴したり、水いぼの部分に直接塗ったりする方法が主流のようです。
最近では、木酢液のジェルやクリームも市販されていますので、使いやすくなっています。しかしながら、その匂いが苦手な方もいらっしゃいますし、体質的に合わない方もいらっしゃいます。
また、木酢液が水いぼに効果があるという医学的根拠はほぼありません。あくまでも民間療法の一種になります。そのため、木酢液を使用して水いぼを治療する際には、自己責任になりますので、注意して行ってください。
水いぼの正しい治療法
では、皮膚科では水いぼをどのように治療しているのでしょうか?簡単ではありますが、代表的な治療法をまとめました。
経過観察
水いぼは6ヶ月〜2年ほどで自然治癒することがほとんどです。そのため、積極的に治療する必要はないとする皮膚科医も増えてきています。
しかし、水いぼの数が増えてしまったり、患者自身が水いぼ部分を掻き壊して、他の部分にとびひ状に広がっていったりしまった場合は、早急に対処することが必要となります。
ピンセット
古くから行われている、最も確実な治療法です。ピンセットで水いぼをひとつひとつ潰し、ウイルスの芯を除去していきます。しかし、かなりの痛みを伴いますので、小児にとっては辛い治療法でしょう。
漢方薬
「ヨクイニン」というハト麦エキスを主成分とした漢方薬を服用して治療していく方法です。このヨクイニンには、体内の免疫を活性化させる働きがあると言われており、小児でも服用しやすい粉末タイプも処方してもらえます。
硝酸銀
硝酸銀を水いぼの部分に塗り、水いぼを腐らせて除去する方法です。硝酸銀をペースト状にしたものを水いぼ部分に塗ると、多少刺激を感じる場合がありますが、しばらくすると乾いて黒くなり、2週間ほどで取れてしまいます。
液体窒素・ドライアイス
非常に冷たい液体窒素やドライアイスを水いぼ部分にあてる治療法です。少し痛みを伴い、数日間は腫れますが、その後にポロリと脱落してきれいに治ります。
まとめ
水いぼは数が少ないうちに治療を開始する方が治療期間も短くて済みます。様々な民間療法がありますが、やはり皮膚科でしっかり治療をすることをおすすめします。