
尿路結石とは、腎臓から尿道にかけての「尿路」と呼ばれる部分に結石ができてしまう病気です。尿管や尿道に結石ができている場合、疝痛という気を失うほどの痛みを伴うことが多く、尿路結石の代名詞ともなっています。今回は、尿路結石の原因を紹介します。
偏った食事
ダイエットなどを行なうと、栄養バランスが崩れがちになるので、注意している人も多くいるでしょう。しかし、カルシウムなど一部の栄養成分は過剰摂取をすると尿路結石を促すことが知られています。
また、シュウ酸が高くなっても尿路結石の原因となり、シュウ酸が高くなる食べ物としてほうれん草、ナッツ類、紅茶などがあげられます。
また、動物性蛋白質の摂り過ぎ、動物性脂肪の摂り過ぎも尿路結石ができやすくなる原因となっています。
体内の水分不足
体内の水分が不足していても尿路結石の原因となります。とくに疲労しているときは自覚がなくても体内から水分が失われていることがあります。
尿の色が非常に濃い場合は、疲労により水分が不足している証拠です。1日2リットルを目安に水分補給を行なうと、尿路結石の予防になります。
尿路障害
尿路に何らかの障害がある場合も結石ができやすくなります。
前立腺肥大症や尿管がん、長期間にわたって横になっている場合には、尿路に何らかの異常をきたすことがおおくあり、それが尿路結石につながることがあります。
この場合、他の病気が原因ですので、その病気を治療することが、結石予防につながります。
尿路感染
尿路感染とは、尿のアルカリ化が進みすぎている状態を言います。通常、尿素が分解されると、アンモニアが生成され、尿はアルカリ化して排出されます。
この働きは結石形成予防のためのものですが、何らかの原因でアルカリ化が進み過ぎると結石ができてしまうのです。このときにできる結石はリン酸マグネシウムアンモニウム結石などが代表的です。
最後に
他の病気や尿の分解の働きが異常になることでも結石ができることがあります。
ですが、原因の多くは食生活などの生活習慣にあるとされています。食事が偏ったものになっていないか、水分が不足していないかなど、見直す必要もあるでしょう。
尿路結石は、できたとしても尿管よりも非常に小さい場合が多いので、無自覚に排出していることがほとんどですが、食習慣によっては、大きな結石になりやすいということを注意しておきましょう。