
急いで食事しているときや、他のことに集中しながら食べていたりすると、ふとしたときに口の中を噛んでしまうことがあります。
通常はその部分が白っぽくなって数日で傷も治りますが、赤く傷ができるほど強く噛んでしまったりすると、傷口から口腔内の細菌が入り込み口内炎が悪化してしまうこともあります。
今回は、口内炎を噛んだときの治し方についてご紹介していきます。
アフタ口性内炎とカタル性口内炎
この2つの口内炎は、口の中を噛んでしまったときにできる口内炎です。
アフタ性口内炎の原因は、口の中を噛んだときなどの外傷性のものでもできますが、胃腸障害などの内臓機能の低下や、過労やストレスなど生活習慣の乱れによっても発症します。
カタル性口内炎の原因の多くは、口の中を噛んだときも含め、物理的な刺激で発症します。犬歯や義歯、矯正器具などが口腔内の粘膜に触れることによる刺激や、虫歯や歯周病があり口腔内の衛生状態がよくない場合でも発症します。
2つの口内炎をきちんと区別することは難しく、どちらも1~2週間で治ります。
口内炎を噛んだときの治し方
自然に回復するとはいえ、2週間近くも痛みを抱えたままではつらく、1日でも早く治してしまいたいものです。
うがい
口の中には多くの細菌がありますが、食事の際に歯の表面や口腔内の粘膜についた食べかすは細菌のえさになり、より、細菌が繁殖していきます。
食後は歯磨きやデンタルフロスなどで清潔を保つことが理想ですが、外出先などで難しい場合はこまめにうがいをするだけでも、口腔環境が改善されます。マウスウォッシュやうがい薬も可能であれば使用しましょう。
食べない方が良い食品
口内炎がある時期は、粘膜が傷つきやすくもろくなっているため、硬さのある食べ物、炭酸飲料、酸の強い果物などは刺激になってしまうのでできれば避けたほうがよいでしょう。
口腔内の乾燥を防ぐ
唾液には、虫歯にならないように細菌から歯を守る働きがあります。また口腔内の傷の修復を助ける働きもしてくれます。
食事の際の早食いや、アルコールの飲み過ぎ、過労やストレスなどによる自律神経の乱れなどがあっても唾液の分泌量が減少してしまいます。
ビタミンB2を摂取する
ビタミンB2には、口や眼、胃腸などの粘膜を健康な状態に保つ役割があります。特に多く含まれている食品は、豚、牛、鶏などのレバーがあります。レバーには桁違いのたくさんのビタミンB2が含まれていますが、好き嫌いがはっきりしている食品でもあります。
レバーはからだに良いことはわかっているけれどどうしても食べられないという人でも、他にも、魚介類、きのこ類、乳製品、野菜類などにもレバーほどの含有量ではないにしろ、少しずつのビタミンB2が含まれています。
普段から、単品での食事で済まさずバランスよくいくつもの食品を組み合わせて食べることで、ビタミンB2不足を防ぐことができます。
まとめ
なかなか治らない口内炎はとてもつらく不快なものです。日常から、不規則な生活を改めたり、食生活に注意したりするなど、生活習慣の見直しをしてみましょう。
口内炎に直接貼るパッチタイプの市販薬やビタミン類が含まれたサプリメントなども利用してみてもよいでしょう。
長期に治らない場合は、からだのどこかに変化が起きている可能性もあるので、自己判断ではなく医療機関で詳しく調べてもらいましょう。