
乳幼児がかかりやすい胃腸炎「ロタウイルス」。突然の嘔吐や下痢、はじめての場合、特に親御さんはびっくりすると思います。ここでは赤ちゃんがロタウイルスに感染した時に特有の症状・食事・看病についてご紹介いたします。
赤ちゃん特有の症状
通常では、6ヶ月~2歳くらいに発症することが多く、5歳くらいまでにはほとんどの子がかかるとされています。
症状としては、突然「下痢」と「嘔吐」が激しく起こります。「白っぽい便が出る」のも特徴です。お米のとぎ汁のような水便に近い下痢をする為、おむつかぶれにもなりやすくなります。
何日間か続く為に、脱水症状も起こしやすくなるので経口で飲めないほどになりそうになったら速やかに医療機関に連絡をして点滴や入院の相談をすることをおすすめいたします。
赤ちゃんの場合は脱水症状になるのが大人よりも早いので注意してください。ウイルスは下痢が治まっても1週間は、排出されます。
感染力が非常に強い
嘔吐物や下痢で排出されたウイルスは10日間ほどは感染力を維持しています。おむつ交換や嘔吐物の処理時に手に付着したり、乾燥すると空気中に舞い上がる為、吸い込むことで感染してしまいます。
「接触感染」と「空気感染」となります。知らないうちにドアノブや親御さんの口回りに赤ちゃんが触ってしまった場合も感染につながります。
嘔吐物やおむつ交換時はもちろんのこと、こまめな手洗いと処理時の徹底的な除菌が必要になります。看病する親御さんまで感染してしまったら大変です。
赤ちゃんはいろいろな物を触ります。何でも舐めたり口に入れたがったりします。しかし、何か触る度に手洗いや消毒をしていくのはキリもないですし大変です。外出先では、できるだけ舐めようとするのをやめさせる工夫も必要かなと思います。
赤ちゃんへの治療法は?
基本、大人と同じく対症療法となります。体内のウイルスを体外に早く排出するのが大切です。しかし、赤ちゃんにとって嘔吐や下痢や腹痛は辛いものですが、ウイルス排出の為、下痢止めは使用せず整腸剤を使用します。
脱水を起こしやすいので、水分補給は大切です。赤ちゃん用の経口補水液を少しずつ定期的に飲ませましょう。嘔吐がひどく飲めなくなりそうな時は速やかに医療機関へ。
看病方法
嘔吐後すぐに飲ませるとよけいに吐いてしまうことがあります。様子を見ながら2~3時間を目安に少しずつ飲ませましょう。飲ませる量は体重10キロに対し10ミリリットルを5分置きとされています。
下痢や嘔吐がひどく飲めなくなったり、尿量が減少した場合は脱水症状を起こしている可能性が非常に高いです。至急医療機関に連絡をして受診しましょう。治療は点滴や入院になります。
夜間や休日な時は、市町村によっても違いますが、急患センターや「小児救急電話相談」へ問合せをして最寄りの病院を教えてもらいましょう。
住んでいる都道府県の相談窓口につないでもらえ適切な対処の仕方を教えてくれます。ホームページなどで確認しておくと安心です。
食事で気をつけるべきポイント
赤ちゃんの嘔吐が治っていないのなら、無理に固形物を食べさせる必要はありません。嘔吐が治ってきたら、すりおろしたリンゴや野菜スープなどを少しずつ食べさせるようにしましょう。
最後に
ロタウイルスにおいて重要なことは水分補給と処理児の消毒です慌てず焦らず対応をしましょう。