
リウマチは、関節の症状だけでなく、肺や皮膚などにも影響が及びます。炎症を起こした周りの骨は骨粗鬆症になりやすく、貧血の症状も出やすくなります。
全身疾患であるリウマチは、基本的に禁止の食品はありませんが、からだ全体に必要とされる栄養素を効率良く摂取する必要があります。
また、からだに良いからといって、たくさんの量を食べて体重増加してしまうと炎症を起こしている関節にかえって負担をかけてしまいます。
ここでは、リウマチの食事での注意点ということで、リウマチの症状を緩和安定させるための栄養素を紹介していきます。
タンパク質
リウマチは、関節の炎症による痛みに襲われるため、かなりの体力が日々必要になる慢性消耗性疾患といわれています。
病気と戦うためのエネルギーとして、大豆製品や赤みの肉類などの質の良いタンパク質を摂取しましょう。
タンパク質を摂取しようとして、脂分の多い肉や調理法により塩分や油を多く摂り過ぎないように注意する必要があります。
EPA・DHA
美容効果が高く、脳の働きを助けることで有名な栄養素ですが、リウマチの病気にも効果的な物質です。青魚などに多く含まれていて、「n-3系脂肪酸(オメガ3)」に分類されるものです。
リウマチは、骨粗鬆症になりやすいため、カルシウム成分とその吸収を助けるビタミンDが含まれているアジ、いわし、さんまなどの青魚といわれているものは、積極的に摂取したい食品です。
ビタミンC・ビタミンE
活性酸素はからだのサビといわれていて、体内で増えすぎると肌トラブルを起こしたり、血管の老化を早めたりしてしまいます。
ビタミンCやビタミンEなどは、抗酸化物質といわれていて、活性酸素が増えるのを抑制してくれる作用があります。
ビタミンCは痛みを抑制するホルモンの分泌を促し、ビタミンEは血流改善の効果があり、血液の流れが良くなると痛みを軽減することにも繋がります。
発酵食品、豆類、玄米、野菜などには、抗酸化作用が含まれているので、バランスよく摂取しましょう。
鉄分
リウマチは慢性的に炎症が起きるので、鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。まぐろや赤身の肉類、豚レバーや豆類などには、ヘム鉄が含まれていて、貧血予防にも毎日の食事にうまく摂り入れていきましょう。
果物や野菜などと組み合わせて摂取することで、より鉄分の吸収を高めてくれます。
カルシウム
リウマチは進行すると軟骨や骨の破壊にまでに進行してしまう病気です。効率の良いカルシウム摂取は必須です。
乳製品にはカルシウムが含まれているので、チーズやヨーグルト、牛乳などをそのままの摂取でもいいのですが、食事のメニューにこれらの乳製品を使用した1品を作ることで、無理なく摂ることができます。
ほうれん草、小松菜、納豆などのビタミンKを含む食品も一緒に摂るとより吸収が良くなります。
まとめ
リウマチになってしまったときには、これらの栄養素を進んで摂取するようにしましょう。