
歩くたびに痛みがはしる足底筋膜炎は、ここ数年のジョギングブームと合わせて増加傾向にあります。また、加齢によって筋肉が衰えることでも足底筋膜炎になることがあり、年齢を問わず、足底筋膜炎の症状に悩まされている人が増えています。そこで、足底筋膜炎におすすめのストレッチとテーピング方法について紹介していきます。
おすすめのストレッチ
足底筋膜炎で歩けないほどに痛みがあるような酷い状態を除くと、ストレッチを行なうことで症状を緩和させることができます。ストレッチを行なうのは、起床後や入浴後がおすすめです。
起床後にストレッチを行なうのは、足底筋膜炎の場合、休憩や就寝など、足に負担がかからない行動の後で痛みの症状が出ることが多くあるからです。
足底筋膜炎で痛みがあるのは、足の裏の筋肉が硬直して炎症を起こしていることが原因ですので、足の裏の筋肉を柔らかくすることで症状を緩和させることができます。
筋肉は、基本的に体中に繋がっているので患部のみストレッチを行なうよりも周辺部も合わせてストレッチを行なうとより効果的です。ふくらはぎ、すね、足の裏という順にストレッチを行なっていくことが理想的です。
効果的なストレッチは、正座をすることです。起床したら、布団の上で構いませんので、正座をするようにしましょう。このとき、足の裏にお尻を乗せるように意識すると、より高い効果を得られます。
次にお勧めの方法が、足首回しです。椅子などに座って片足を膝の上に乗せ、つま先を手で掴んでゆっくりと30回を目安に足首を回します。時計回り、反時計回りで、それぞれ2回ずつ行ないましょう。
おすすめのテーピング方法
足底筋膜炎におすすめのテーピング方法はいくつかあります。アーチを形作るようにするもの、足の裏の筋肉を補助するようにするものなどです。
ここでは足の裏の筋肉を補助するテーピングを紹介していきます。初心者でも簡単に行なうことができます。
用意するのは、「キネシオテープ」と呼ばれるものです。
このテープは筋肉と同じような伸縮性があるので筋肉を補助するテーピングには最適と言えるでしょう。5センチ幅のものを使用します。
具体的な方法は、まず、キネシオテープをアキレス腱から親指に向けて貼っていきます。このとき、足首を90度に保つように注意してください。テーピングが緩む原因になります。
アキレス腱には普通に貼り、その後、目一杯キネシオテープを伸ばして親指の付け根まで貼り付けます。その後、親指の長さに合わせて切り取り、力を入れずに指に貼ります。
次に同じようにアキレス腱から中指に向けて同じ要領でテーピングします。このとき、土踏まずの部分が浮いてしまうことがあるので、しっかりと貼り付けるようにしましょう。
仕上げに足の裏中央を横断するようにテーピングします。目一杯伸ばしたときよりも3割から4割程度の力加減で足の甲まで貼り付けます。
以上でテーピングは完了です。
最後に
ストレッチで注意して欲しいのは、痛みがあるときには行なわないということです。
痛みがある状態でストレッチを行なうと、筋肉に余計に負荷をかけることになるので、症状が悪化するリスクがあります。
また、テーピングは、あくまでも一時的に痛みを緩和させるものですので、足底筋膜炎が完治するわけではないことを念頭に置いてください。
どちらでも、痛みがあるときや症状が酷いときには、安静にするのが一番です。