
マイコプラズマという細菌によって引き起こされるマイコプラズマ肺炎は、症状が風邪に似ているためキチンとした処置をせずにいることが多い病気です。今回は、そんなマイコプラズマ肺炎の原因や対策についてまとめていきたいと思います。
マイコプラズマ肺炎の基礎知識
マイコプラズマ肺炎は、その名前の通り、マイコプラズマという細菌に感染することで引き起こされる肺炎を指します。
マイコプラズマ肺炎の最大の特徴は咳にあります。しつこい上に非常に長引くことが多く、空咳から痰がからんだ咳に変化していくことも特徴の1つです。
また、熱が下がった後も咳が続くことが多く、個人差もありますが1ヶ月以上咳に悩まされることもあるようです。
マイコプラズマに感染する原因
マイコプラズマは、自然界に存在しているので、誰にでも感染するリスクがあります。しかし、毒性は強いものではないので、感染しても発症する確率は低くなっています。
しかし、潜伏期間が2週間から3週間、場合によっては4週間と非常に長く、咳やくしゃみなどの飛沫感染で拡大していくことが多くあります。また、マイコプラズマに感染している人に接触することでも感染することがあります。
マイコプラズマの予防法
マイコプラズマの予防法として、手洗い・うがいが推奨されています。また、厚生労働省は、マイコプラズマのピーク期に、マスクの着用や人混みを避けるように呼びかけています。
インフルエンザのように予防接種などはなく、ワクチンも存在していないため、手洗い・うがいが有効的な方法となっています。
マイコプラズマ肺炎にかかったら
マイコプラズマ肺炎にかかったら、マクロライド系の抗生物質を中心として対応が取られていきます。マクロライド系の抗生物質で効果がない場合、別の系統の抗生物質が処方されます。
抗生物質により、殺菌、または、マイコプラズマの繁殖を抑えつつ、回復に努めるようにします。
熱自体は2日から3日で下がることが多いですが、菌を完全に退治するには、一定期間、抗生物質を服用する必要があります。
自己判断で服用を止めた場合、どのような病気が引き起こされるのか、マイコプラズマがどのように変化してしまうのか、予測がつかなくなってしまうので、必ず医師の指示通りに治療を進めていくようにしましょう。
最後に
マイコプラズマが引き起こす症状は、専門家であっても見分けることが難しく、診断に時間を用することが多いです。
退治するにも時間がかかりますし、病気が発症すると更に時間がかかるという厄介な存在です。
毒性が低いことが不幸中の幸いですが、薬剤耐性を持っていることもあるので、今後、どのように変化してしまうのか、予測困難な細菌でもあります。
長引く咳に注意して、マイコプラズマの感染拡大を防いでいくように注意していきましょう。