
毎年、冬に多くの感染者を出すインフルエンザですが、実は夏でも感染者が出ることはご存知でしたか?ここでは、夏場、特に9月頃にかかるインフルエンザについて解説していきたいと思います。また、今年の冬のインフルエンザの流行予測についても紹介しておりますので、そちらも併せてお読みください。
9月でもかかることがあるの?

インフルエンザは例年12〜3月の間に流行します。これはインフルエンザウイルスが日本の高温多湿の夏の気候では長期間生存できないためです。
さらに夏場は冬に比べると部屋を開け放すことが多くなり、このためウイルスが部屋の中に滞留しづらくなることも、感染の頻度が低くなる原因と考えられます。
しかし、インフルエンザウイルスの数が少なくなる夏でも、免疫力の低い幼児や老人の間で感染が起こることがあります。
実際に今年の9月に入って、東京都、茨城県などで散発的にインフルエンザによる学級閉鎖が見られるようです。
今年の流行状況は?
2017年冬のインフルエンザの流行予測はまだ公式に発表されておりません。しかしながら、今年の冬はラニーニャ現象のため例年より気温が低く、降水量も少なくなる可能性があります。
これはインフルエンザが流行しやすい気候状況になりやすいことを示しており注意が必要です。また、2013年から2015年の傾向を見ると「インフルエンザA(H1)型」と「インフルエンザA(H3)型」が交互に流行しています。
これに従うと2017年はインフルエンザA(H3)型が流行るかもしれません。加えて近年ではB型感染者の人数が増加する傾向にあり、今冬も注意が必要です。
今年の昨年と同じワクチン製造株を用いて製造される予定で、これらはA(H1)型、A(H3)型、B型に対応するものですので、これらのワクチンを接種すれば想定されるインフルエンザの感染は予防できそうです。
ただし、違う型のインフルエンザが突発的に流行する場合もありますので、インフルエンザ情報には常に注意を払っていく必要があります。
まとめ
夏場はインフルエンザの数が少なくなりますが全くいなくなるわけではないので、免疫力の低い人達では感染が見られることがあります。
特に免疫力の低い幼児が集まる幼稚園などでは夏でも感染が広がる可能性がありますので、注意が必要です。
また、今冬の気候予測を見るとインフルエンザ流行の可能性がありますので、こちらについても注意が必要になるでしょう。