
子供であっても大人であっても、蕁麻疹を発症すると痒くて痒くてたまらなくなりますね。「掻いちゃダメ!」と思っていても、ついつい手が伸びてしまいます。さて、今回は、そんな蕁麻疹の原因を子供と大人に分けて解説していきます。
子供の原因
蕁麻疹は様々なアレルゲン(アレルギーの源)による刺激や物理的な刺激によって引き起こされます。他にも、気温の変化や発汗などの刺激によって生じる場合があります。
子供の蕁麻疹の原因として、最も多いのは、感染症だと言われています。風邪をはじめとする感染症によって間接的に蕁麻疹が誘発されることがあります。
また、半袖半ズボンで動き回るので、草や虫と接触する機会が多く、これらの物理的刺激によって蕁麻疹が生じる可能性も高いです。あr
加えて、子供がよく口にするお菓子に含まれている食品添加物やフルーツなどもアレルゲンとなりやすいです。
さらに、季節の変わり目などの気温の変化が激しい日に多いことから、ストレスが原因となっているとも言われています。
気候の変化だけでなく、家族や友人との人間関係におけるトラブルや進学・新級などによる不安や興奮なども関連しているのではないかとされています。
大人の原因
大人の場合も子供と同じ理由で引き起こされることが多いようです。いくつか注意すべきものを紹介しておきます。
注意すべき食べ物
- 乳製品
- 卵製品
- 小麦粉
- 青魚
- 甲殻類
- 貝類
- ビタミン剤
注意すべきもの
- 石鹸・ボディクリーム・入浴剤などのバス用品
- 洗濯洗剤・柔軟剤
- 化学繊維等
- 汗
- 紫外線
- 猫やウサギなどの動物
ストレス
大人の場合でも子供と同様にストレスが原因となって、蕁麻疹が引き起こされることがあります。具体的には、仕事での悩みや人間関係に関する悩みが挙げられます。
アレルゲンが原因のときの治療法
アレルゲンが原因の蕁麻疹は、アレルゲンにより刺激された肥満細胞がヒスタミンを放出し、周囲の組織に影響することで生じます。ですので、このヒスタミンを抑えることで、症状を抑えることができます。
そこで使われるのが、抗ヒスタミン薬になります。蕁麻疹は表皮にできるので、塗り薬の方がいいのではないかと思う方もいるかもしれません。ですが、ヒスタミンの分泌は体内で行われているので、内服薬で治療が進められます。
また、痒みの度合いによっては、かゆみ止めなどが処方されることもあります。子供の場合、使える市販薬が割と少ないので、専門の医師に相談し、適切な薬を処方してもらうのがいいかもしれません。
薬の形状としては、シロップ、ドライシロップ、散剤、錠剤などがありますが、いずれにしても医師に相談し、服用するようにしてください。
ストレスが原因のときの治療法
大人も子供も発症することのあるストレス性の蕁麻疹では、アレルゲンが原因となる蕁麻疹と対処法が異なってきます。
ストレスが大きすぎれば、心身ともに悪影響が出ますし、過剰なストレスがかかれば、無気力やひきこもりなどに繋がってしまいます。
また、ストレスを感じていると蕁麻疹だけでなく、風邪やその他の病気に対してもかかりやすくなりますし、すでに病気にかかっている場合には、その病気を悪化させることにも繋がります。
心因性(ストレス性)の蕁麻疹であると診断された場合、投薬治療よりもストレスを取り除く治療法が効果的になります。
具体的には、しっかりと睡眠を取ったり、規則正しく・バランスの摂れた食生活をしたり、37-38度くらいのぬるめのお湯に浸かるようにすると良いでしょう。
また、子供の場合、1日に数回、ぬるめのシャワーで体を洗い流してあげたり、涼しくてゆったりとした服を着させてあげると痒みが和らぎます。特に刺激の少ない繊維の服を選びましょう。
最後に
数日で改善する蕁麻疹を急性蕁麻疹、1ヶ月以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。急性蕁麻疹をそのまま放置しておくと慢性蕁麻疹に繋がる恐れがあります。
ですので、上記の治療法や対処法を試してもなかなか改善されないという時には、お医者さんに行って、しっかりと治療を受けるようにしてください。