
風が吹いただけでも痛いと言われるほどの激痛をもたらす「痛風」という病気。30〜40代の男性に多いと言われていました。
ですが、最近では、食生活の欧米化やストレスの増加など、様々な要因から若年化、そして、女性患者の数が増えてきています。
ここでは、そんな痛風は病院の何科で診断してもらえるのかをはじめ、検査の方法や費用についてまとめていきます。
痛風かな?と思ったら…!?
「足の親指の付け根が痛い」「足の関節が腫れている」といった症状に気付いた時、病院のどの科に行けばよいか迷うことが多いかもしれません。
一般的には、整形外科やリウマチ科、腎臓内科などを受診するのがよいとされています。健康診断などで、痛風の疑いがあると言われた場合は、内科や内分泌科などを勧められることが多いようです。
病院によっては「痛風外来」という外来を設けていることがありますので、近くの病院は事前にネットなどで調べておくとよいかもしれません。
痛風の検査
それでは、痛風の検査にはどのような方法があるのでしょうか?ここでは、「血液検査」「尿検査」「レントゲン検査」「超音波検査」の4つについて詳しく解説していきます。
血液検査
痛風の検査では、「尿酸値」や「尿素窒素(BUN)」、「クレアチニン」といった数値を調べます。尿酸値は健康診断などでも痛風のスクリーニング検査として使われています。
尿素窒素やクレアチニンは痛風の診断だけでなく、痛風の合併症である腎臓疾患の有無にも有用です。血沈やCRPは炎症の有無を確認するために使われます。
尿検査
尿検査ではタンパクやpH、潜血などを調べます。通常の尿は弱酸性ですが、アルカリ性になっていると尿酸結石ができやすい状態といえます。精密検査では、尿中尿酸排泄量検査、尿酸クリアランス検査などまで調べます。
レントゲン検査
関節、関節周囲に痛みがある場合は、骨が変形していないかを確認するため、レントゲンを撮ります。痛風によって関節が腫れていると、骨が変形したり、歪んでいたりすることがあります。
痛風と似た病気で、偽痛風や関節リウマチ、変形性関節炎、外反母趾、可能性関節炎といったものがあり、この鑑別のためにもレントゲン写真が使われます。
超音波検査
超音波検査は腎臓の合併症の有無を調べるために使われます。腎臓の形の変化や尿路結石がないかなどを確認します。
検査にかかる時間や費用は?
痛風発作がある場合は、検査としては簡便なもののみを行い、数時間で終わることが多いです。しかし、精密検査の場合は半日程度かかると思って行った方が良いようです。
また、痛風の検査のために必要な費用ですが、保険が適用されます。3割負担で5,000〜10,000円程度を見積もっておきましょう。治療の際は、1回あたり5,000円程度が一般的なようです。
まとめ
誰もがなりうる病気である痛風。食事はもちろんのこと、日頃の生活を見直して、まずは、痛風の発症しないような生活を心がけるようにしましょう。