
よく耳にすることのある糖尿病。比較的有名な病気ですので、「インスリンや血糖値が関係している」ということを知っている方も多いのではないでしょうか?
ただ、どんな症状が出るのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?ここでは、そんな糖尿病の症状を子供・女性・男性に分けてまとめています。
糖尿病とは
糖尿病とは膵臓から分泌される「インスリン」という血糖値をさげる働きをするホルモンの作用が低下する病気です。
インスリンの作用が不足すると身体の細胞はブドウ糖をうまく利用できなくなり、血液中のブドウ糖が多い状態になり血糖値が高くなります。
血糖値が高い状態(高血糖)が継続すると糖尿病と診断されます。糖尿病はインスリンの分泌不足によるものと、肥満等の原因によりインスリンが分泌されていても血糖値が下がらないものがあります。
また、糖尿病は合併症がやっかいな問題になる病気ですので、疑われる症状があったら病院での検査が必要です。その症状について性別によっての違いや、最近増えている子供の糖尿病の症状について見ていきましょう。
子供の糖尿病の症状
子供に発症する糖尿病のほとんどは「1型糖尿病」ですが、10歳を越えると「2型糖尿病」の発症が増加していきます。20歳を越えて発症する糖尿病は「2型糖尿病」である事が多くなっています。
「1型糖尿病」はインスリンをほとんど、または全く分泌できなくなる糖尿病です。その症状は急に現れるのが特徴で、喉の渇き、尿量の増加、疲れやすい、体重の急激な減少があります。子供の場合自覚症状が現れにくいため、学校での検尿で見つかることが多いようです。
また、糖尿病は全身に合併症を引き起こす可能性のある病気です。検査で尿糖陽性が指摘されたら病院を受診して、適切な治療を受けるようにしましょう。
女性の糖尿病の症状
女性の場合妊娠糖尿病など女性ならではの糖尿病の特徴があります。大人に発症する「2型糖尿病」は男性の割合が多いのですが、若い時に発症する「1型糖尿病」は男女の発症率はほぼ同じです。
ただ、思春期の女性の場合、月経周期に合わせて血糖値が変化することが多いため女性に「1型糖尿病」が発症する事がやや多いようです。
糖尿病の初期症状は喉の渇き、空腹感、多量の尿が出る、身体のかゆみ、体重の著しい増減などがあります。糖尿病が疑われる症状があったら病院での検査を受けるようにしましょう。
男性の糖尿病の症状
女性の場合と同様に糖尿病の初期症状として現れるものには、喉の渇き、頻尿、体重の急激な変化の他に身体の疲れやすい、目のかすみや立ちくらみ足の親指の痺れなどがあります。
糖尿病は年齢が上がることで発症する可能性が高くなる病気です。定期的な血液検査は糖尿病の早期発見につながりますのである程度の年齢になったらお薦めします。
まとめ
糖尿病は一度発症すると完治が難しい病気です。また、網膜症・糖尿病性腎症・神経障害といった合併症が現れたり、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血のような重大な病気に罹るリスクが高まることが知られています。糖尿病が疑われる症状に気づいたら出来る限り早い段階で治療をはじめる事が大切であると言えます。