
いまや子どもでも発症するといわれる「うつ病」。そもそもどんなものか、どういった症状のものなのか。現在はいろいろな形のものがでてきており、ちゃんとした認識が浸透していないのが現状です。
理解のない人には「甘え」と見えてしまうでしょう。しかし、れっきとした病気なのです。そして実は、心だけの病気でないことをご存知でしたか?
実は神経の病気であるうつ病
うつ病というと「心の病気」といわれている通り「気持ちの問題」と捉えてしまう人も多いかと思われます。
まったくの間違いではないのですが、実はうつ病などの精神疾患は「脳神経の異常」によって引き起こされる病気なのです。
うつ病の場合は脳のシステムが正常に作動しないことによって引き起こされる病気、つまり神経性の病気なのです。これはどういう事かといいますと、人間は感情によって体調が左右されることがあります。
落ち込んだら食欲がなくなる、逆にとにかく食べたくなるなどといったのがそれにあたります。しかし人間の自然治癒力によって大抵3日ぐらいで正常に戻ります。
このとき脳が正常に働いていない、エネルギーがめぐっていないと自然治癒力が落ちてしまいます。そして、回復せずに長引いてしまうのが「うつ病」なのです。
どういった症状がでるの?
うつ病も多種多様になり症状も様々なものがありますが、決定的な基準は不眠になります。睡眠というのは交感神経と副交感神経の働きを支える大変重要な役割を果たしています。
そのため熟睡できなければ神経の働きは正常でなくなっていき、脳の機能だけでなく自律神経失調症という自己管理ができなくなる(体温調節ができないなど)病気にもつながっていきます。
うつ病患者は寝ているばかりのイメージでしょうが、実は体が動かず寝るしかないだけで実際は熟睡できているケースはあまりないそうです。
筆者がうつ病になったときも食事をするエネルギーすらなく、ただ寝ることしかできませんでした。しかし闘病時、心地よい眠りをできるようになったのは発症から数ヶ月後です。
特に日中に動けなくなるので生活リズムの完成で、仕事・学校にはどうしても支障ができます。最近聞かれる新型うつ病も基本的には症状は同じようです。
しかし否定的に見られがちですが、彼らも動きたいのです。働きたいのです。その現場に立ちたいのに否定的なことを言われ苦しんでいるのです。
筆者は「うつ」とは周囲には言わず「体が思うように動かない」と話していました。(結果的にばれましたが…)
最後に
意外かもしれませんが、うつは自覚症状に気づきにくい人も多いです。周囲に異常なほど練れていなさそうな人がいたら、うつの可能性もありますよ。