
うつ病と分かった時に、特に周囲の人が思いがちである「自然に治る」という考えは、全くの間違いではありません。
しかし、その言葉の中にあるであろう「たいしたことない病気だから、取り合えず寝とけば治るんでしょう」や「遊んで気分転換さえすれば良くなる」とった認識を変える必要があります。
ここでは、うつ病は自然と治るかや、うつ病だと分かった時に患者本人と周囲の人間が気をつけるべきことを紹介していきます。
うつ病は自然と治る?
最近では、精神が落ち込むことを「病む」と言うことが多くなりました。そのため、うつ状態の認知度は高まっていますが、「うつ状態が長期化したものがうつ病だ」ということは認識されていない場合がほとんでです。
特に、非定型でない元来のうつ病は、「前駆期(うつ病の早い段階)」に当人が自覚できないケースが多いです。
ただ、この前駆期の時点でうつ病であることに気づき、生活を見直すことで、症状が「急性期(一般的なうつ病の状態)」にうつるのを防ぎ、症状を改善することができます。
また、不眠が2週間以上続く場合は、何かしら神経、特に自律神経に問題が起きていると考えられます。
そういった場合には、症状が急性期に進行していることもあるので、一度、神経科や心療内科の先生に診てもらいましょう。
うつ病と分かったら?
うつ病になると、精神面が不安定になることも多いです。体は動いてないが、実は気が気でなく、落ち着かなくてしょうがない。だから、「休養を取れなんて言われても…」と思うかもしれません。
ですが、この場合の休養とは「ただ寝る」という意味ではなく、「好きなことをして、ストレスを溜めないようにする」ということを意味しています。
特に不安を紛らわす意味でも、メディアに触れておくのがお勧めです。それで、つらくなったらテレビを消せばいいんです。
ゲームもうつ症状で集中力が落ちていて上手くできないかもしれません。でも、それでいいんです。
うつ病の時は「何にも興味を持たなくなる」傾向があります。これをチャンスだと捉えて、少し難しいかもしれませんが、病気になる前はできなかった好きなことに取り組んでみましょう。
ストレスを溜めないことが回復に繋がる、そのためには考えないことも大事なのです。
悩んでしまうのは仕方のないこと
ここまで、ストレスを溜めないことや考え込まないことが大事だと書いてきましたが、どうしても考えてしまうのがうつ病の性です。
こればかりは、周りの人がどう言っても避けられることではありませんし、辛いけどどうしても考え込んでしまうという事態に真っ直ぐにぶつかることにも価値がないわけではありません。
その痛み苦しみは後々役に立ちます。また、悩むことを止めることは自分にしかできないこと、悩み抜くという経験自体は人生において必要なのです。
だから、悩んで良いんです。そして助言が必要になったら、診療先の先生に相談すればいいんです。悩むことは隠したりする必要はありませんよ!
まとめ
早い段階でうつ症状に気づくことができれば、自然治癒も不可能ではありません。また、もし、うつ病になってしまった時には、ここで紹介した内容を参考にしてみてくださいね。