
暑い夏は、クーラーをかけた屋内にいることが多くなります。寝苦しくてクーラーをつけっぱなしで寝てしまうこともあります。また、オフィスなど公共の空間では、人の出入りも多いので、設定温度が低くなりがちです。
そうした空間に長くとどまると、夏なのに身体が冷え切ってしまうということも起きます。こうして引き起こされる症状をクーラー病と呼びます。ここでは、クーラー病(冷房病)の対策をまとめています。
目次
クーラー病(冷房病)の原因
人の身体は、気温の変化に応じて、毛穴や血管を収縮させたり拡張させたりして体温を調整しています。しかし、クーラーの効いた部屋で長い時間を過ごしたり、クーラーの効いた部屋と暑い外との行き来を繰り返したりするうちに、自律神経が失調し、体温調整の機能が低下してしまいます。
そうなると、暑くても汗が出せなくなる、あるいは、クーラーの効いた部屋では手足の指や、上腕や腿、あるいは腰や肩などが寒くてたまらない、という状態に陥ります。
こうした症状が酷くなると、首・肩・背中などのこりが酷くなったり、頭が痛くなったり、倦怠感や食欲不振に見舞われることもあります。これが、いわゆるクーラー病(冷房病です)。
クーラー病(冷房病)の対策一覧
クーラーの悪影響を減らす
クーラーの設定温度を高くする、クーラーの効いた部屋にいる時間を減らす、オフィスなどでは、膝掛けやカーディガン、靴下の重ね履き、レッグウォーマー、肩掛け、ネックウォーマーやストール、帽子など寒さ対策を行いましょう。
温かい湯船に浸かる
風呂はシャワーだけにせず、38〜40度のお湯に全身浴なら10分くらい、半身浴なら20分くらい浸かるようにして、血行を促しましょう。
身体を動かす
適度な運動をすることで、血行を促進し、末梢の毛細血管の発達を促します。筋肉を動かせば、筋肉のポンプ機能により血行が良くなるため、筋肉を維持・強化します。かならずストレッチも行い、筋肉の柔軟性を維持しましょう。
マッサージする
凝り固まった筋肉をほぐすことで、血行を促進します。ふくらはぎのマッサージが効果的です。
身体を冷やす食品を控える
身体を冷やす食品には、甘いもの(アイス・清涼飲料水・菓子・果物)や生野菜(きゅうり・ナス・レタス・トマトなど)、脂っこい食べ物(揚げ物・マーガリンなど)、コーヒーなどがあります。また、冷たい飲み物も控えるようにしてください。
身体を温める食品を積極的に摂る
身体を温める食品には、ショウガ、ニンニク、ネギ、カボチャ、大根、人参、ゴボウなどの野菜や、レバー、納豆、赤身肉などの良質なタンパク質、漬け物や梅干しなど天然塩でつくられた乳酸菌を含む食品などがあります。
水分を摂りすぎない
水分を摂ることは大切ですが、摂りすぎると体内の電解質(カリウムやナトリウムなどのミネラル)が薄められるため、倦怠感や食欲不振、頭痛などが起きます。
また、血中の鉄分も薄められるため、めまいや立ちくらみなどの貧血の症状も起きることがあります。
まとめ
これから暑くなってくるとクーラーを使うようになるかと思います。そんなときは、ここで紹介した対策でクーラー病にならないようにしましょう!