
急にお腹が痛くなって、下痢、吐き気でトイレに駆け込んだ経験ありませんか?その症状は、急性胃腸炎かもしれません。その急性胃腸炎には、ストレスが関係している場合があります。今回は、ストレスが原因の急性胃腸炎についてまとめます。
急性胃腸炎とは
急性胃腸炎は、突然、腹痛や下痢、嘔吐、発熱などといった症状が起こる病気です。急性胃腸炎の多くは、ウイルスや細菌に感染して発症する感染性胃腸炎ですが、ストレスが原因となる場合もあります。
ストレスと胃腸の関係
ヒトは、強いストレスを受け続けると自律神経のバランスが乱れ、胃腸の消化吸収・排泄などが正常に働かなくなります。自律神経とは、自分の意思とは関係なく、各臓器に働き、呼吸や心拍、血液の循環、消化吸収などをコントロールしている神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、仕事や勉強中、運動中などある程度の緊張やストレスがある時は、交感神経が優位に食事中や入浴時などリラックスしている時は、副交感神経が優位になります。この交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで私たちの健康を保っています。
ストレスによって、自律神経のバランスが崩れると、胃腸に関しては、胃酸が過剰に分泌され胃粘膜が荒れて、胃痛や潰瘍になったり、胃の過剰な収縮により腹痛や胃痙攣を起こしたり胃腸の運動が鈍くなり、胃液の分泌も少なくなって、消化不良や腹部膨満感などを起こしたりして胃腸炎を引き起こします。
また、ストレスによって身体の免疫力が低下することも、細菌やウイルスに感染しやすくなり、胃腸炎を起こしやすくします。
ストレスによる急性胃腸炎の対処法
まずは、胃腸を休ませるため、しばらく絶食します。そして、下痢や嘔吐によって、体内の水分やミネラルが不足して、脱水症状を起こしやすくなっていますので、水分補給をしっかりしましょう。失われた水分とミネラルが同時に補給できる経口補水液が適しています。
症状がひどい場合は、我慢せず、病院を受診しましょう。重症化すると、血圧低下や意識障害などのショック症状を起こす場合がありますので、我慢は禁物です。
回復にかかる期間
感染性の胃腸炎の場合は、ウイルスや細菌が体外に排出されれば回復するため、症状にもよりますが、大体3日前後で回復します。
ストレスが原因の胃腸炎の場合は、ストレスを解消する、または、ストレスの原因を絶つ必要がありますので、長引くことがあります。中には、慢性化してしまう場合もあります。
日頃からストレスを溜めないように、仕事の区切りの良いところで、休憩を入れたり、休日には、好きな音楽を聴いたり、軽く運動をしたり、リラックスする時間を作りましょう。毎日、ゆっくり湯船に浸かるのも良いですね。
まとめ
過度なストレスで自律神経のバランスが乱れることによって、胃腸が正常に働かなくなり、胃腸炎を引き起こします。
ストレスが原因の胃腸炎は、ストレスを解消、または、原因を絶つ必要があり、回復に時間がかかる場合があります。
日頃からストレスを溜めないように、自分なりのストレス解消法を作って、ストレスに強くなることが予防に繋がります。