
急性胃腸炎の第1選択として行われる治療の食事療法。入院中は栄養士さんが管理してくれるけど、自宅療養をしている方にとっては、どんな食事をしていいか分からない・・・なんてことありますよね。
そこで今回は、急性胃腸炎におすすめの胃腸に優しい食事についてお話ししたいと思います。自宅療養の参考にしていただければ幸いです。
消化がいい食事の条件
消化が良い食事の条件として、胃にとどまる時間が短いこと、胃腸を荒らさない食事であること、食物繊維が少ないこととされています。
食材を細かく切って、火を通し胃にとどまる時間を短くしたり、胃腸を荒らさないように刺激物を避けることが必要です。
炭水化物
炭水化物は糖質と繊維に分かれ、糖質の部分は身体のエネルギー減となり、繊維の部分は身体を掃除して排泄される役割を果たしています。
身体のエネルギーの50~70%が炭水化物から作られ、特に脳の働きに必要とされています。胃腸に優しい炭水化物の例として、おかゆや柔らかく炊いた白米、柔らかくゆでたうどんなどがあります。
タンパク質
人間の身体には様々や働きをするタンパク質があり、体を動かすタンパク質や栄養や酸素を運ぶタンパク質、カルシウムと結合するタンパク質などがあります。胃の粘液を回復するためにもタンパク質の摂取は必要となります。
胃腸に優しいタンパク質の例として、湯豆腐やささみ、鶏ひき肉、白身魚などがあります。茶碗蒸しや玉子豆腐など柔らかい食事から試して食べてみましょう。玉子焼きや生卵などは胃に負担をかけるので注意が必要です。
野菜・果物
身体の調子を整えていくのに、野菜や果物は必須となります。青菜やほうれん草、キャベツやジャガイモ、果物はバナナなどが胃腸に優しい食物になります。
青菜の茎の部分は繊維が多いので葉の部分をメインに食べてもらうといいと思います。根菜類はそのまま食べずに柔らかく煮てから食べるようにしてください。また、柑橘類の果物は胃酸が出すぎてしますので、控えるようにしましょう。
飲み物
胃腸の調子が悪い時は、炭酸飲料やコーヒーなどの刺激物は厳禁です。飲み物はお水やお茶、スポーツドリンクなどを摂取するようにしてください。
ポカリスエット、アクエリアスなどの飲み物も摂取してもらって大丈夫です。ただ、冷えている状態のものだと胃を刺激してしまう可能性があるので、常温の飲み物を摂取してもらったらいいと思います。
まとめ
今回は胃腸に優しい食事について紹介しました。何も食べられないほど具合の悪い時は無理をせず、ウィダインゼリーや、経口保水液などを摂取し水分補給を心がけてください。