発熱や痛みなどは辛いため早めに取り除きたい症状です。
痛み止めには多くの種類があり、効き目の強さは使用する薬剤によって異なりますが、ボルタレンは即効性や効き目が期待できる薬剤です。
今回はボルタレンの効果や副作用について解説します。
効果
ボルタレンはジクロフェナクナトリウムを主成分とする非ステロイド性の消炎鎮痛剤です。
発熱や急性上気道炎などに用いられる他、関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、腱鞘炎、頸肩腕症候群、神経痛、後陣痛、骨盤内炎症、月経困難症、膀胱炎、前眼部炎症、歯痛などに効果を発揮します。
発熱や炎症を引き起こす原因にはプロスタグランジンという物質が関与しています。ボルタレンはプロスタグランジンの発生を抑え、更にプロスタグランジンの合成酵素であるシクロオキシゲナーゼをブロックすることで痛みが起こるのを抑えてくれます。
解熱鎮痛効果に優れ、即効性もあるため痛みがある時に内服すると速やかな効果が実感できるでしょう。内服後、約30分程度で効果が現れ、6時間〜8時間効目が持続します。
ボルタレンには内服薬、座薬、ボルタレンゲル、テープの外用薬などありますが、それぞれ用法・用量を守って内服・使用するようにします。
消炎・鎮痛薬として用いる場合は、成人で1日3~4錠(主成分として75~100mg)を3回に分けて内服します。頓服する場合は、1回1~2錠(25~50mg)を空腹時を避けて経口投与します。
年齢や症状により内服用量が異なりますので、医師や薬剤師の指示に従い内服しましょう。
副作用
ボルタレンは効き目が早く効果に優れていますが、その分副作用に注意しなければいけない薬剤です。
主な副作用には胃部不快感、食欲不振、嘔気・嘔吐、胃痛、腹痛、下痢、口内炎、浮腫、発疹など見られることがあります。この様な症状が見られたら内服を中止して医師や薬剤師に相談して下さい。
重篤な副作用が起こることは稀ですが、ショック、アナフィラキシーに注意して下さい。内服してすぐに顔面蒼白、冷感、蕁麻疹、血管浮腫、意識障害、呼吸困難など見られたら直ちに医師の診察を受けるよにして下さい。
- 出血性ショック又は穿孔を伴う消化管潰瘍では嘔気・嘔吐、胃痛、血が混ざった便、黒色便など見られます。
- 中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群・紅皮症(剥脱性皮膚炎)では高熱、目の充血、めやに、涙目、瞼の腫れ、発赤、発疹など見らるようになります。
- 急性腎不全では尿量減少や全身倦怠感、体の浮腫みなど症状として現れます。
- 重症喘息発作(アスピリン喘息)では呼吸をする時にヒューヒューと音がしたり、息切れや息苦しさが聞かれるようになります。
- 間質性肺炎は発熱、空せき、息切れなど症状が急に出現したり続くことがあります。
- 肝障害は発熱、全身倦怠感、発疹、痒み、黄疸など見られます。
この様な重篤な副作用が見られたら内服を中止して医師の診察を受けるようにして下さい。
胃腸の弱い方や肝臓・腎臓機能が低下している方は副作用を起こさない為にも医師や薬剤師に相談してから内服して下さい。その他、持病があり、医師の治療を受けている方も医師の指示に従い内服しましょう。
ボルタレンは併用薬に注意しなければいけないため、併用薬がある場合は医師や薬剤師に相談してから内服して下さい。
まとめ
ボルタレンは痛みや炎症を抑える効果に優れた解熱鎮痛薬です。痛みが強い時は無理せず、効き目が良いボルタレンを内服すると効果が実感できるでしょう。
ボルタレンは効き目が良いですが、副作用に注意しながら内服するようにして下さい。
