
子供さんの急な発熱に戸惑った経験があるお母さん・お父さんは多いでしょう。さっきまで元気にはしゃいでいたと思ったら、急にぐったりしている。不思議と子供は病院があいていない夜間や週末に熱をだすことが多いような気がします。
そんな時はあわてずに、子供の様子を観察しましょう。すこし様子を見ても大丈夫そうな時には、市販薬を服用させるのもいいでしょう。今回は、小児用の解熱鎮痛薬・小児用バファリンチュアブルの効果や副作用について説明します。
効果
小児用バファリンチュアブルは、子供でも服用することができる解熱鎮痛効果のあるアセトアミノフェンが主成分のお薬です。オレンジ味で小粒の錠剤なので、小さな子供さんでも飲みやすくなっています。水なしでも飲めるチュアブルタイプのお薬です。
悪寒や発熱時の解熱に効果があります。歯痛や抜歯後の疼痛、頭痛、打撲痛、咽喉痛、耳痛、関節痛、生理痛、ねんざや外傷時の疼痛の緩和にも効果があります。1日3回を限度として、年齢に応じた服用量を守って、かみくだくか口の中で溶かして服用してください。なるべく空腹時避けて服用しましょう。
1回の服用量は下記のとおりです。
- 11歳以上15歳未満/4錠
- 7歳以上11歳未満/3錠
- 3歳以上7歳未満/2錠
- 3歳未満/服用できません
続けて、服用する場合は、服用間隔を4時間以上あけてください。5~6回服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止して医師または薬剤師に相談してください。長期間の連用はしないようにしましょう。
副作用
小児用バファリンチュアブルは、副作用の少ないお薬です。用法・用量を守って服用すれば、副作用がおこることはまずないでしょう。有効成分のアセトアミノフェンの主な副作用は以下の通りです。もし、これらの症状がみられた場合は服用を中止して医師または薬剤師、登録販売者に相談するようにしてください。
- 発疹
- 発赤
- かゆみ
- 吐き気
- 嘔吐
- 食欲不振
- めまい
- 過度の体温低下
ショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症、肝機能障害、腎障
害、間質性肺炎、喘息といった重篤な副作用が、まれにおこることがあると添付文書に記載があります。このような症状がみられた場合には、服用を中止してすぐに医療機関を受診し医師の診察を受けてください。
まとめ
子供の発熱は、一気に熱が高くなります。親としてはびっくりしてしまいますが、そんな時にはあわてないことが大切です。特に小さな子供さんの場合は、体温を調整する機能がまだ十分に発達していません。炎天下の屋外など温度の高い状態にいたり、少し激しい運動をしただけでも体温が37.5℃以上になることがあります。
このように一過性に体温が上がっている時には、涼しい場所で安静にして体を冷やせば、すぐに平熱にもどります。1~2時間様子を見ても体温が下がらないか、どんどん体温が上がるようなら治療が必要です。病気で熱が上がっているのかどうかを見極めることが大切です。