現代人はパソコンやスマートフォンの使用から疲れ目を起こしやすいと言えます。
また、目は外界に触れていることから紫外線などの影響も受けやすく眼精疲労や細菌感染の原因にもなります。
今回はスマイルピットの効果や副作用について解説します。
効果
スマイルピットは6種類の有効成分を配合した目薬です。
主に目の疲れや結膜充血、目やにの多いときなどに起こる目のかすみ、眼瞼炎(まぶたのただれ)、目の痒み、水泳の後、ほこりや汗が目に入ったときなどの眼病予防、紫外線その他の光線による眼炎(雪目など)、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感に効果があります。
- レチノールパルミチン酸エステル(ビタミンA)は目の角結膜細胞に作用して視覚機能を正常に保つ働きをします。
- ネオスチグミンメチル硫酸塩は目のピント調節に働きかけながら目の筋肉を和らげる作用があります。
- 酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)は血流を促し疲れ目を和らげ、塩酸テトラヒドロゾリンは抗充血作用で目の充血を取り除いてくれます。
- イプシロン-アミノカプロン酸は炎症や腫れを抑える効果があり、目の赤みを取り除いてくれる作用もあります。
- クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分で目の炎症や痒みを抑えるなど、アレルギーによる症状を鎮める作用があります。
l-メントールやdl-カンフルなど清涼感のある成分を配合し、すっきりとした刺激感のあるさし心地の目薬です。
1回1~3滴を1日3~6回点眼することでつらい疲れ目や充血、目の痒みなどの症状が改善するでしょう。
副作用
目薬などは副作用が出ることはほとんどありませんが、用法・用量を守って使用しましょう。
主な副作用は皮膚の発疹・発赤、痒み、目の充血、痒み、腫れ、しみて痛いなど症状が現れます。
緑内障と診断された方や目に激しい痛みのある方は医師の指示に従い使用しましょう。
目のかすみが改善されない時や5~6日間使用しても症状が改善されないときは他の病気の可能性もあるので医師の診察を受けるようにして下さい。
薬などでアレルギー症状を起こしたことがある方は医師や薬剤師に相談してから使用しましょう。
過度に使用すると目の刺激になったり、異常なまぶしさや充血が酷くなる可能性もあるので必ず用法・用量を守って使用して下さい。
まとめ
スマイルピットは爽快な刺激感で目の疲れや充血を取り除いてくれる目薬です。
疲れ目を引き起こさないためには、時折外を眺めたり、瞬きすることも大切です。
目の症状が辛い時は目薬などで改善することがありますが、症状が酷い時は他の病気が隠れている可能性があるので無理せず、眼科を受診しましょう。