
腸内バランスが崩れると便秘や下痢をしたり、腹部膨満感などお腹が不調になります。善玉菌を増やすには食物繊維や乳製品を多く摂取するなど食事療法で改善することもありますが、お腹の調子が整わないときは整腸薬の力で改善することがあります。今回は、数ある整腸剤の中から新ラクトーンAの効果や副作用について解説します。
効果
新ラクトーンAは、6種類の成分を含んだ乳酸菌の整腸薬で、便通を整え、便秘・軟便・腹部膨満感に効果のあるお薬です。
乳酸菌として、ビフィズス菌・フェカリス菌・アシドフィルス菌を配合し、お腹の調子を整えてくれます。大腸ではビフィズス菌、小腸においてはフェカリス菌、アシドフィルス菌が働き、腸内の環境を整えてくれます。
ビフィズス菌は人体の腸内に存在する善玉菌の一種で乳酸と酢酸を生成します。酢酸には殺菌効果があり悪玉菌が増えるのを抑えてくれる作用があります。
ラクトミン(アシドフィルス菌)は熱や酸に強いため生きて腸まで届き、腸内環境を改善して免疫力を高める働きがあります。ラクトミン(フェカリス菌)は腸内バランスを整えお腹の不快感を改善してくれます。
また、乳酸菌が増殖するには栄養素となるビタミンが必要で、乾燥酵母にはビタミンB1やB2、アミノ酸、核酸、食物繊維などを配合し、乳酸菌の発育を促進してくれます。
乳酸菌と乾燥酵母の働きで腸内細菌のバランスを整え、お腹を正常な状態に改善してくれます。5歳以上から内服可能で年齢に合わせた用量を1日3回食後に服用することでお腹の不快な症状が軽減するでしょう。
副作用
新ラクトーンAの成分は乳酸菌などが主成分のため副作用はほとんどありません。稀に皮膚の発赤や発疹、痒み、口の渇き、便秘や下痢などの症状が見られることがあります。
また、乳酸菌を用いた整腸剤などは重篤な副作用が起こることはほとんどありませんが、念のため医師の治療を受けている方は医師の指示に従い内服するようにして下さい。
整腸剤など長期間内服せず、1か月程度内服しても効果が見られないときは医師や薬剤師に相談するようにしましょう。アレルギー体質や薬剤アレルギーがある場合は医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
酸や熱に強い乳酸菌を用いていますが、内服する際は空腹時を避け食後に内服することで効果が得られやすくなります。整腸剤は副作用が少ないですが、使用上の注意を守って内服するようにして下さい。
まとめ
新ラクトーンAはお腹の調子を整えてくれる整腸剤です。腸内環境のバランスが乱れると便秘や軟便の原因となり免疫力も低下します。
免疫力が低下するとアレルギーを引き起こしたり体に様々な症状が現れます。腸内環境を整えるには食物繊維や乳製品を摂取するなど食生活を改善しながら適度な運動をするなどでを整えることも大切です。