
解熱鎮痛剤は多くの種類があり、薬によって特徴も様々です。薬の成分によっては胃に負担がかかるものや胃に優しく働きかけるものなど作用も異なります。
また、薬の中には眠くなる成分を含ませ、鎮静作用により痛みを和らげることを目的とした薬剤もあります。
頭痛や生理痛の痛みを取り除くには鎮痛薬が効果的ですが、目的に合わせて薬を選ぶようにしましょう。今回は、いくつかある薬の中からセデス・ファーストの効果や副作用について解説します。
効果
セデス・ファーストは、4つの有効成分を含んだ非ピリン系の解熱鎮痛薬です。
頭痛、生理痛、歯痛、抜歯後の痛み、神経痛、腰痛、関節痛、外傷痛、咽頭痛、耳痛、筋肉痛、肩こり痛、打撲痛、骨折痛などの痛みに効果があります。そのほか、悪寒や発熱時など風邪症状にも効果を発揮します。
有効成分のエテンザミドやアセトアミノフェンは熱を下げて痛みを緩和してくれます。無水カフェインは頭痛に働きかけるほか、有効成分がスムーズに作用する役割をします。
また酸化マグネシウムは胃の粘膜を保護し、胃の負担を軽くしてくれる働きがあります。セデス・ファーストは効き目が早く胃に優しい解熱鎮痛薬で、眠くなる成分は配合されていないので安心して内服することができます。
痛みがある時に成人では1回2錠を、7歳以上から15歳未満までは1回1錠、1日3回まで内服可能となっています。1回内服したら4時間以上あけて次の内服をするようにしましょう。
胃に優しい解熱鎮痛薬ですが、胃に負担をかけないためにも空腹を避け内服するようにして下さい。効き目が早いので、痛みが始まった時に内服することで間もなく効果が現れるでしょう。
副作用
セデス・ファーストは副作用は比較的少ないですが、注意事項を守って内服するようにして下さい。主な副作用では、皮膚の発赤、発疹、痒み、消化器症状では吐き気、嘔吐、食欲不振、そのほか、めまいや過度の体温低下が現れることがあります。
重篤な副作用は稀ですが、ショック(アナフィラキシー)症状には注意するようにして下さい。内服してすぐに皮膚や喉の痒み、蕁麻疹、声のかすれ、くしゃみ、息苦しさ、動悸、意識混濁など見られたら速やかに医師の診察を受けるようにして下さい。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)や中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症の副作用にも注意しましょう。主な症状には高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、喉の痛み、皮膚の広範囲での発疹や発赤、皮膚に細かなブツブツがでたり、全身倦怠感、食欲低下の持続など症状が現れます。
肝機能障害は発熱、全身倦怠感、発疹、黄疸が現れたり、腎障害では発熱、尿量減少、全身の浮腫み、倦怠感や関節痛など症状が見られます。そのほか、間質性肺炎や喘息など呼吸器系の症状にも注意するようにします。
空咳や発熱、息切れ、喘鳴(ヒューヒューやゼーゼー)など症状がないか状態を確認しましょう。重度の副作用は内服を中止して医師の診察を受けるようにして下さい。
薬剤アレルギーのある方やインフルエンザや水疱瘡にかかっている可能性のある方は医師や薬剤師に相談してから内服しましょう。解熱鎮痛剤でアレルギー症状や喘息を起こした既往のある方は内服を避けるようにして下さい。
長期間内服したり、他の解熱鎮痛剤と併用すると副作用に繋がります。心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍の診断を受けている方は医師の指示に従い内服して下さい。
まとめ
セデス・ファーストは即効性があり、胃に優しい解熱鎮痛剤です。解熱鎮痛剤に抵抗のある方でも効き目が早く胃に優しく、眠くならない薬なら安心して内服することができるでしょう。解熱鎮痛剤は種類が多くあるので、迷ったときは専門家に相談するとアドバイスがもらえます。