花粉症やハウスダストなどアレルギーによる目の痒みは、痒みが強いため擦り過ぎて目に炎症を起こしたり、細菌感染を引き起こしてしまうことがあります。
アレルギー反応では花粉やホコリなど目に付着しないように眼鏡をかけることである程度、予防はできますがわずかな花粉やホコリなどが目の粘膜に付着すると痒みを起こします。
このようなアレルギー反応は痒みを抑えることで症状が治まり、炎症など症状の悪化を防ぐことができます。今回は、そんな目の症状におすすめのロートアルガードの効果や副作用について説明します。
効果
ロートアルガードは4つの有効成分を配合した目薬です。
効果のある症状には、
- 目のかゆみ
- 結膜充血
- 眼瞼炎(まぶたのただれ)
- 目のかすみ(目やにの多いときなど)
- 眼病予防(水泳の後やほこりや汗が目に入ったときなど)
- 紫外線などよる眼炎(雪目など)
- 目の疲れ
- ハードコンタクトレンズ装着時の不快感
などがあります。
有効成分のグリチルリチン酸ニカリウムはアレルギーの原因となる物質を抑えて炎症を和らげてくれます。
クロルフェニラミンマレイン酸塩はアレルギーの原因物質となるヒスタミンの物質を遮断して痒みを抑え、塩酸テトラヒドロゾリンには血管を収縮させ目の充血を取り除いてくれます。
またビタミンB6は目の新陳代謝を高めて目に栄養を補給してくれます。更にメントールを配合し、爽快感のあるさし心地で目の痒みや不快感が緩和するでしょう。
防腐剤無添加でデリケートな目にも安心して使用できます。1回1~2滴を1日3~6回点眼することで目の症状が改善されるでしょう。
副作用
ロートアルガードは副作用が少ないですが、注意を守って使用するようにしましょう。
主な副作用には、皮膚の発赤、発疹、痒み、目の充血や痒み、腫れやしみて痛いなどがあります。また、メントールを配合しているため、人によっては目に刺激感を感じる可能性があります。
緑内障の診断を受けた方や眼科に通院中の方は医師の指示に従い使用するようにして下さい。また、薬剤アレルギーや目に強い痛みがある方は医師や薬剤師するようにしましょう。
ロートアルガードを5日〜6日間使用しても症状が改善されない時や目のかすみが治まらないときは医師に診察を受けたり薬剤師に相談するようにして下さい。
点眼の際は薬剤が汚染しないように容器の先を目やまつ毛、瞼などにつけないように点眼して下さい。ソフトコンタクトレンズを装着したままでの点眼は避けるようにします。
まとめ
ロートアルガードはビタミンなどの有効成分を含んだ目薬です。ヒスタミンを抑える効果で花粉やホコリなどによる目の痒みを抑えて症状の悪化を防いでくれます。目の充血や痒みが治まらないときは眼科を受診するなど適切な薬を処方してもらいましょう。