辛い喉の痛みは早くなんとかしたいものですね。病院に行く時間もなく、市販薬でなんとかしようと思ってもどの薬を選んだら良いのか迷ってしまう…そんな経験はありませんか??喉の痛みに効くと注目を浴びているペラックT錠について紹介します。
目次
ペラックT錠の効果は??
この薬の特徴は3つ…
- 炎症を抑えるトラネキサム酸にカンゾウ乾燥エキスと3種のビタミンを配合し、喉の腫れ、痛みを抑えます。
- 7歳以上から服用出来ます。
- 抗ヒスタミン剤を配合していないから眠くなりません。
各成分の詳しい効能について説明しましょう。
トラネキサム酸
炎症やアレルギー症状が起きている時に、体内で異常増加している「酵素(プラスミン)」を抑え、口内や喉の腫れ、痛みの症状を改善します。
カンゾウ乾燥エキス
生薬の「甘草(カンゾウ)」のエキスで、主成分のグリチルリチン酸には炎症やアレルギーを抑える作用があります。
3種のビタミン
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)にリボフラビン(ビタミンB2)、そして、ビタミンCナトリウムの3種類になります。皮膚や粘膜の機能を正常に働かせ、大量消耗に働きかけます。
ペラックT錠の副作用は??
成分に配合されているビタミン群の影響で尿が黄色になることがあります。服用により、尿または便の検査値に影響を与えてしまうことがあるので、医師の検査を受ける際はペラックT錠を内服している旨を伝えてください。
続いて、代表的な副作用と重篤な副作用について見ていきましょう。
代表的な副作用
- 皮膚→発疹・発赤、痒み
- 消化器→吐き気・嘔吐・胸やけ・食欲不振または食欲増進・胃部不快感
- 精神神経系→めまい
- 泌尿器→頻尿
※上記の症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、医師・薬剤師・登録販売者に相談して下さい。
重篤な副作用
偽アルドステロン症やミオパチーの症状が見られることがあります。手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばり感、脱力感、徐々に強くなる筋肉痛といった症状が見られます。
※上記の症状が現れたら直ちに医師の診療を受けてください。
ペラックT錠と他の薬との飲み合わせは??
一緒に内服してはいけないもの
甘草またはその主成分グリチルリチンを含有する内服薬を一緒に服用すると、むくみ、血圧上昇及び筋疾患(ミオパチー)を起こすことがあります。
また、トラネキサム酸を含む内服薬、具体的には、鼻炎用内服薬、感冒薬、解熱鎮痛剤、鎮咳去痰薬などにも注意しましょう。
併用可能な市販薬
- ロキソニン
- サジデン
- アレグラ
上記の市販薬については、ペラックT錠と同一成分は含まれていないため併用可能です。ただし、用法・用量は必ず守ってください。飲み合わせが心配な時は薬剤師に相談しましょう。
まとめ
今回は、ペラックT錠の効果・副作用・飲み合わせについて解説してきました。ペラックT錠だけに言えることではありませんが、最低限用法・容量を守って服用するようにしましょう。
また、ペラックT錠については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。