
肌がかゆくなって、かくとかゆみが広がる。夜布団に入ると、腫れとかゆみで眠れない。それは、蕁麻疹です。蕁麻疹は、疲れやストレス、温度変化などさまざまな要因でおこります。
何らかの刺激によって免疫細胞の一種のマスト細胞からヒスタミンが放出されて、血管が広がり血液の中の液体成分が漏れ出すことで皮膚が赤く腫れます。ヒスタミンは知覚神経を刺激して、かゆみをおこします。
今回は、そんな蕁麻疹の治療薬・メンソレータムジンマートの効果や副作用について解説していきます。
効果
メンソレータムジンマートには、かゆみをおさえる成分と、収れん・炎症をおさえる成分が配合されていて、かゆみや腫れをしずめます。
蕁麻疹だけでなく、かぶれ、かゆみ、湿疹、皮膚炎、ただれ、虫刺されなどの症状の緩和にも効果があります。また、使用方法は、1日に数回、適量を患部にぬってください。
有効成分は以下の6つです。(ステロイドの成分は配合されていません。)
ジフェンヒドラミン塩酸塩
かゆみの原因物質のヒスタミンの働きをブロックして、かゆみをおさえます。
リドカイン
局所麻酔作用によって、かゆみを感じる神経の働きを弱めます。
クロタミトン
温感神経に働いて、かゆみをすばやくしずめます。
l‐メントール
清涼感を与えてかゆみをしずめます。
グリチルリチン酸二カリウム
患部の炎症をおさえます。
酸化亜鉛
患部を収れんし、腫れをおさえます。
副作用
メンソレータムジンマートは、適切に使用していれば副作用がおこることはほぼありません。
添付文書には、以下の症状があらわれた場合は副作用の可能性があると記載されています。
- 発疹
- 発赤
- かゆみ
- 腫れ
- かぶれ
- 乾燥感
- 刺激感
- 熱感
- ヒリヒリ感
気になる症状がでた場合は、直ぐに使用を中止して医師、薬剤師、または登録販売者に相談しましょう。
まとめ
蕁麻疹は、原因がはっきりしないことがほとんどです。疲労やストレスなどの精神的なものでも蕁麻疹がでることがあります。
蕁麻疹のかゆみは数時間でおさまることもありますが、数日にわたって繰り返すこともあります。症状がでてしまったら、早めにかゆみをおさえることがポイントです。
夜布団に入って体が温まると、かゆみを感じやすくなります。かゆみが強いと熟睡できず、疲れもとれません。疲れがとれないと、また症状が出てしまうといった悪循環になります。
蕁麻疹を治すには、メンソレータムジンマートなどのかゆみをおさえる成分が入った塗り薬が効果的です。
あわせて、患部を保冷剤などで冷やすと、かゆみがやわらぎます。