子供のころは、よく小さなけがをしたものです。公園で遊んでいて、転んでひざをすりむいたり、草をつかんで葉っぱで指を切ったり。子供の皮膚は大人に比べて回復力が早いので、数日で治ってしまいます。
大人になると、ひざをすりむくようなことはほとんどありませんが、料理をしていて包丁で指を切ってしまったり、熱いフライパンに手が触れてやけどをしたりといった小さなけがは時々あるでしょう。
新しい靴を履いて靴ずれができたり、浴衣を着て花火大会にでかけたら、慣れない下駄で鼻緒ずれをおこしたりすることもあります。
今回は、そんなときにおすすめ!傷の殺菌もできる軟膏剤のメモAの効果や副作用について説明していきます。
効果
メモAは、殺菌成分を含んだ伸びがよくて塗りやすい軟膏剤です。すり傷や切り傷、軽いやけど、靴ずれを治します。塗布することで、創傷面の殺菌・消毒もできます。
有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液には殺菌作用があるので、患部についた細菌を殺菌し、二次感染によって化膿することを防ぎます。ジブカイン塩酸塩は局所麻酔剤で、傷の痛みやヒリヒリした感じをやわらげます。
アラントインには、傷の回復を早め、皮膚の再生を促進する作用があります。トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE酢酸エステル)には、血行を良くして傷の回復を早める働きがあります。酸化亜鉛には、汗や分泌物の増加をおさえて、患部を保護する働きがあります。
使用方法は1日数回、適量を患部に塗布してください。適量とは、大人の人差し指の第1関節の長さ(約0.5g)の薬を大人の手のひら2枚分にのばして塗るくらいの量です。
塗布する部分の広さにあわせて、薬の量を調節してください。多く塗ったからといって、より効果があるわけではありません。
副作用
メモAは、ほとんど副作用のないお薬です。短期間の使用では、副作用がおこる心配はありません。
ただし、皮膚に発疹・発赤、かゆみといった症状がでた場合は、副作用の可能性があると添付文書に記載されています。
副作用を疑う症状がでた場合には、すぐに使用を中止して医師または薬剤師、登録販売者に相談してください。
まとめ
切り傷や軽いやけどなの小さなけがでも、早めに手当てすることが大切です。傷口が砂などで汚れている時には、水道水などできれいに洗ってから薬をつけるようにしましょう。傷口がふさがるまでは、ガーゼや絆創膏などで傷口を保護しておくといいでしょう。
傷口にできた「かさぶた」は、ついはがしたくなりますが、我慢しましょう。「かさぶた」は自分で作った絆創膏のようなものです。無理にはがすと傷の治りがおそくなり、傷あとが残ることがあります。
