風邪には様々な種類があり、のどが辛い風邪や鼻が辛い風邪など、辛い症状も時により様々ですが、特にのどの症状が重い風邪は病状の回復も遅く、長く辛い時間を過ごしたことのある方は多いのではないでしょうか。
のど風邪を悪化させず早く治したい場合は、早い対処が必要です。今回は、市販薬でのどの風邪症状を得意分野とした、ルルアタックEXの効果や副作用について詳しくみていきましょう。
効果
主に「トラネキサム酸(抗炎症成分)」「イブプロフェン(抗炎症成分)」「クレマスチンフマル酸塩(持続性抗ヒスタミン剤)」「ブロムヘキシン塩酸塩(去痰成分)」などを独自に配合しています。
特にトラネキサム酸とイブプロフェンは、風邪症状の原因となる炎症に効果的に作用し、辛いのどの痛みや発熱にすぐれた効果を発揮します。小さな錠剤で飲みやすく、成人(15歳以上)から服用できる薬です。
2つの抗炎症成分であるトラネキサム酸とイブプロフェンは、「だ液を飲み込むのさえも辛い」あるいは「のどが赤く腫れて痛い」といったのどの不快な症状を和らげる効果に優れており、即効性もあるので、風邪の初期に服用することで症状の悪化を防ぐことができます。
副作用
皮膚の発疹・発赤・かゆみや、吐き気・嘔吐などの症状、その他の薬による作用とみられる不快な症状がおこった場合には直ちに服用を中止し、医師・薬剤師又は登録販売者にこの薬を服用した旨を伝え相談して下さい。
ルルアタックEXは、成人(15歳以上)でないと服用できない点に注意が必要です。
また、ルルアタックEXはジヒドロコデインリン酸塩を含んでいますので、授乳中の服用はお勧めできません。もし、服用した場合には24時間以上時間を空けて再授乳するなどの対処が必要です。
まとめ
高い効果を期待できる市販薬であるため、副作用や用法用量を正しく理解した上で服用する必要があります。
5〜6回服用しても症状が良くならない場合や熱が3日以上続いた場合・熱が反復したりするときは続けての服用を中止し、医師・薬剤師又は登録販売者に相談するようにしましょう。
また、この薬は1日3回、2錠を服用しますが、今までのルルシリーズの多くは、1回の服用量は3錠でした。
辛い風邪症状のある方に配慮し、より服用しやすいよう製剤の工夫がされているため、このルルアタックEXは1回2錠ですむように新しく商品開発されています。
アルミPTP包装なので持ち運びにも便利で、常備薬にふさわしい市販薬です。