風邪薬には西洋薬を中心に配合した薬や生薬を配合したものなど様々な種類があります。
胃腸が弱い方は西洋薬が苦手という方もいるかと思いますが、カイゲン顆粒は生薬を配合した胃に負担の少ない風邪薬です。
今回はカイゲン顆粒の効果や副作用について解説します。
効果
カイゲン顆粒は5つの西洋薬と3つの生薬を配合した非ピリン系の風邪薬です。
発熱、咳、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、喉の痛み、痰、頭痛、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛みなど風邪に伴う諸症状に効果があります。
- アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤で熱を下げて炎症や腫れを抑える効果があります。
- ノスカピンは咳が出る中枢に作用して咳の発生を抑えてくれます。
- dl-メチルエフェドリン塩酸塩は咳を抑え、狭くなった気道を広げて呼吸を楽にしてくれます。
- クロルフェニラミンマレイン酸塩は鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどの症状を和らげる作用があり、無水カフェインは頭痛を緩和する働きがあります。
- カンゾウ(甘草)末は生薬の成分で咳を抑えて痰を出しやすくしてくれます。
- キキョウ(桔梗)末は粘度の高い痰を薄めて痰を出しやすくする作用があり、ケイヒ(桂皮)末は解熱鎮痛作用で、熱を鎮めて頭痛を緩和してくれます。
生薬と西洋薬がそれぞれに働きかけ風邪症状に伴う辛い症状を緩和してくれます。
3歳以上から内服可能で年齢に合わせた1回量を1日3回食後に内服することで症状が和らぐでしょう。
副作用
生薬配合で優しい成分の風邪薬でも副作用には注意しましょう。
主な副作用は皮膚の発赤、発疹、痒み、消化器系では悪心・嘔吐、食欲不振など見られます。また、めまい、排尿困難、過度の体温低下なども副作用として現れることがあります。
口の渇きや眠気の症状が強い場合は内服を中止して医師や薬剤師に相談して下さい。重篤な副作用が起こることは稀ですが内服直後に起こるショック(アナフィラキシー)には注意しましょう。
内服してすぐに皮膚の痒み、蕁麻疹、声のかすれ、くしゃみ、喉の痒み、息苦しさ、動悸、意識混濁など見られたら直ちに医師の診察を受けて下さい。
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症では高熱、目の充血、目やに、口のただれ、喉の痛み、皮膚の広い範囲での発赤、発疹など現れます。
- 肝機能障害では、発熱、痒み、発疹、全身倦怠感、黄疸、褐色尿など特徴的な症状になります。
- 腎障害は発熱、全身の浮腫み、倦怠感、関節痛、尿量減少、下痢、息苦しさなど症状が現れます。
- 間質性肺炎は発熱、空せき、息苦しさなど主症状となります。
- 喘息はゼーゼー、ヒューヒューとした喘鳴が聞かれ、再生不良性貧血は青あざ、歯茎からの出血、鼻血、発熱、疲労感、動悸、息切れ、血尿など現れます。
重篤な副作用が現れた場合は速やかに医師を受診して適切な処置を受けるようにして下さい。
甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍、緑内障と診断された方や高齢者等の方は医師の指示に従い内服しましょう。
他の風邪薬や抗ヒスタミン剤を含んだ薬と併用すると副作用に繋がります。風邪薬や解熱鎮痛剤で喘息を起こしたことがある方は内服禁止となっています。
まとめ
カイゲン顆粒は生薬と西洋薬を配合した風邪薬です。風邪薬には多くの種類がありますが、生薬配合の薬なら優しい効き目で症状が徐々に緩和するでしょう。
風邪薬を内服しても症状が改善しない場合や熱が下がらないときは無理せず医師の診察を受けるようにして下さい。
