
いつでも穏やかな気持ちで過ごしたいものです。そうは思っていても、ストレスの多い現代社会では、毎日なにかしらイライラすることがおこります。
イライラすると血圧が上がります。興奮状態が続くと血管は収縮して、血流が悪くなります。そんな状態が繰り返しおこっていれば、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血のリスクを高めてしまいます。イライラは、体によくありませんよね。
そんな訳で、今回は、気持ちを穏やかにする薬・イララックの効果や副作用について解説していきます。
効果
イララックは、神経の高ぶりを落ち着かせ、気持ちを穏やかにするお薬です。イライラ感や興奮感、緊張感の鎮静に効果があります。また、これらの症状に伴う疲労倦怠感や頭重感をやわらげます。
カプセルなので、生薬独特の苦みなどを感じることがなく飲みやすくなっています。使用方法ですが、成人(15歳以上)は、1回2カプセルを1日2回、水またはお湯で服用してください。15歳未満の人は服用してはいけません。
後述の通り、副作用が見られることは稀ですが、長期連用はしないようにしましょう。その他にも鎮静作用が強まる恐れがあるので、他の鎮静剤との併用をしてはいけません。
また、イララックは、4種類の植物由来の生薬エキスが配合さています。
パッシフローラエキス
トケイソウ科のチャボトケイソウの葉から抽出した成分で、鎮静作用があります。
カノコソウエキス
オミナエシ科のカノコソウの根から抽出した成分で、鎮静作用があります。吉草根(キッソウコン)とも言います。
ホップエキス
クワ科のホップの果穂から抽出した成分で、鎮静作用があります。
チョウトウコウエキス
アカネ科のカギカズラの茎枝から抽出した成分で、鎮静作用があります。
副作用
イララックの鎮静作用は生薬エキスによるものなので、習慣性をおこす心配はほとんどありません。また、植物由来の成分なので、副作用がおこることもほとんどありません。
ただ、発疹や発赤、かゆみ、吐き気、嘔吐、食欲不振などの症状があらわれた場合は、副作用の可能性があると添付文書に記載されています。
これらの症状があらわれたら、すぐに服用を中止して医師や薬剤師、登録販売者に相談するようにしましょう。
まとめ
タイプA性格というのを知っていますか?過度に競争心が強く、攻撃的でせっかち、いつもイライラしているようなタイプです。
タイプA性格の人は、強いストレス反応を起こしやすく、心臓や血管の病気になりやすいと言われています。イライラしていると、健康にもよくありません。
深呼吸をして、気持ちを落ち着かせるように心がけましょう。気持ちが高ぶってしまい、自分ではコントロールできない時には、鎮静剤を利用して気持ちを落ち着けるのも一つの方法です。